宇宙飛行士・野口聡一「“NASA”に言う前に…」宇宙人に出会ったらやりたいことを明かす

宇宙飛行士の野口聡一が8日放送の日本テレビ系『クイズ！あなたは小学5年生より賢いの？』に出演。『宇宙食で一番好きなもの』から『宇宙人を見つけた時の対応』などユニークなトークを披露した。

今回、番組では年に一度の“賞金1000万円SP”と題し、各界の最強知識人を集め、そのひとりとして登場した野口。賞金の使い道について聞かれ「全国の小学5年生を宇宙センターに呼んで宇宙教室をやりたい」とコメントし、自身も小学5年生の時から宇宙に興味を持ち始めたことから、子どもたちにも宇宙に興味を持ってもらいたいという。

■宇宙で一番さみしくなった時は「打ち上がって15秒ぐらい」…その理由とは！？

宇宙飛行士として子どもたちの憧れの存在でもある野口に、番組の助っ人小学生たちから質問が。『宇宙で一番地球が恋しくなった時は？』という問いに「打ち上がって15秒ぐらいかな」と答える野口。スタジオから笑いと共に「早い！」という声があがる中、その理由について「スペースシャトルって、あまり知られていないんですけど打ち上がると曲がるんですよ。そうすると自分が打ち上がった発射台が頭の上越しに見えて、すごいスピードで離れてく。打ち上げ基地はビーチのそばにあって、すごいきれいな海岸線が見えて、“今日はビーチにいた方が良かった”」と冗談交じりの説明で子どもたちの笑いを誘った。

■宇宙食で一番おいしかったものは？

続いて『宇宙食の中で一番おいしかったのは？』という質問に「ラーメンとか、カレーライス」と即答する野口。さらに「最終的にはおすしも（食べた）。お刺身とご飯を持って行って、宇宙で手巻きずしパーティー。とてもおいしかったです」と明かした。また、“宇宙食になりづらいもの”について「わりとハードル高いのは納豆ですよね。“あのにおいが…”っていう人が誰かいると、“ダメ”っていわれてしまう。においが全くしない納豆だったら宇宙食になるけど、“それじゃ納豆なのか？”っていう問題がね」と解説した。

■スタジオ爆笑！『宇宙人に出会ったらやりたかったこと』とは！？

そして劇団ひとりからも「実際、宇宙人は見たことあるんですか？」と質問。「（宇宙人を）もし見ていたら“NASA”に言う前に、勝手にYouTubeあげるつもりだった」とまさかの回答にスタジオは大盛り上がり。「世界一有名な宇宙飛行士になれたはずだった。残念ながらまだ（見ていない）」とユニークなトークを披露しながらも、最後は真剣なトーンで「ただ“宇宙人は絶対にいる”と僕は思っているので、会う可能性はある。次はその目的のためだけに（宇宙へ）行きますから。宇宙人に会いに」と宣言した。

一方のクイズの方はというと、スタートから8問連続で正解を重ね、9問目に到達。『旅立ちや門出に贈る品物“はなむけ”と言いますが、この“はな”の由来となっているのはどちらでしょう？　A：花。B：鼻』という2択問題が出題。

すると野口は宇宙飛行士らしく「例えばこれから宇宙に行く人に気持ちを込めて“フラワー”をあげるのと、“ノーズ”をあげるのだったら、“フラワー”の方がいいんじゃないと思いません？」と推測するなどし【A：花】と回答。しかし結果は不正解となり、賞金1000万円の獲得とはならなかった。

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写真提供：（C）日テレ