秒速のスゴ技で世界を制したJKに密着　ブランクからの復帰戦にかける情熱と友情に感動

12月3日（日）放送の『超無敵クラス』では、秒速のスゴ技で世界を制したJK・塚本そのさんに密着。高校1年生3人組が『ダブルダッチ甲子園』に臨む様子を追った。

クラスメイトが「見た目とギャップがある」と言うその別の顔は、2本の縄を使ったエクストリームスポーツ『ダブルダッチ』。

同じ高校1年生のななこさん、こはるさんと3人でチームを組むそのさんは、中学2年生の時にジュニア部門で日本一に、さらに中3では世界大会に出場し見事優勝を果たした実力者。そんなそのさんたちが高校生になって初めて臨むのが、『ダブルダッチ甲子園』。

全国から猛者が集うこの大会は上級生が多くライバルだらけ。回し手とジャンプする人のタイミングが0.1秒ズレるだけでもミスにつながるため、毎日3時間の猛練習に励み、技を磨いていく。

参加人数に制限はなく、人数が多ければ多いほど技のバリエーションも増えて迫力も増すのだが、そのさんは「ずっと3人でやってきたから“あうんの呼吸”で、3人だからこそ通る技も多い」「この3人でしかやりたくない」と仲間との絆を強調。

そして、3人という不利な状況を逆手に取り、ソロに力を入れることで演技にメリハリをつけ、世界を制した高難度のステップで他のチームとの差別化を図る。

しかし、3人にとって大きな不安なのが、高校受験をするときに一度競技を離れたこと。 この大会は彼女たちにとって半年以上のブランクを経ての復帰戦でもあるため、感覚を取り戻すのに精一杯で、競技を再開してから一度もノーミス演技ができていないという。

大会前日、コーチを交えての最終チェックでも、過度な練習が仇（あだ）となり疲労によるミスが連発するが、本番の衣装に着替えての最後の演技で、ついにノーミスに成功。晴れやかな気持ちで明日の本番を迎えることとなった。

そんな彼女たちに対し、MCのかまいたち・濱家隆一は「ホンマしょうもない感想なんですけど…」と切り出すと、「服をもうちょっとタイトにした方がエエのに」と、衣装がロープに引っかかることを心配。これに対し、指原が「ダボッっとしてる方がダンスってうまく見えるから」と反論。濱家の老婆心を一蹴した。

そして大会当日。 全国から21チームが参加し超高校級パフォーマンスが続々と飛び出す中、いよいよそのさんたちのチーム『4Rings』の出番が。

順調に高難度の技を成功させ、残すは最後のパート。しかし、ここで痛恨のミス…。 結果は惜しくも7位に終わったが、前を向いて進もうとする姿にスタジオメンバーは感動の拍手。ゲストの俳優・福原遥も「こんなに人の心を動かせる演技ってスゴイ」と胸を熱くした。

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写真提供：（C）日テレ