『JC・JK流行語大賞2023』が発表 コトバ部門では『ひき肉です』や『ヒス構文』がランクイン
2023.12.1 07:30全国の女子中高生が選考した『2023年JC・JK流行語大賞』の発表会見が11月30日に都内で行われ、今年7月から11月に流行した『ヒト・モノ・バショ・コトバ』の4部門について、それぞれランキングが発表された。【コトバ部門】では『ひき肉』や『ヒス構文』などがランクインした。
Z世代向けのマーケティング支援を手掛ける株式会社AMFが、トレンドのリサーチが得意な全国の女子中高生からなるマーケティング集団”JC・JK調査隊”の精鋭メンバーの選考結果をもとに調査したもの。その中から【コトバ部門】をピックアップ。発表されたトップ5がこちら。
【1位】 ひき肉です
登録者数150万人を超える6人組中学生YouTuber、ちょんまげ小僧のメンバー・ひき肉さんのあいさつ。『TikTok』で挨拶がリミックスで音源化され話題となり、8万件以上の動画投稿数を集め、芸能人らも音源を使用した“ひき肉ポーズ”を披露するなど話題になった。
【2位】 ヒス構文
お笑いコンビ・ラランドのサーヤがYouTubeで発信した動画の中で、母親がよく使う“ヒス構文”としてよく紹介されたことでブームに。怒られ慣れていないZ世代から見て、怒られた時にネタとして消化できるヒス構文は心強い味方として考えているという。
(例)スカート短いと先生から怒られた時
じゃあ何、私のスカート長くすればいいってこと?長くなりすぎてみんなに踏まれればいいんですか。じゃあスカートがエスカレーターに巻き込まれちゃえばいいんだ。それで私ごといなくなっちゃえばいいんですね。分かりました。
【3位】 なぁぜなぁぜ
「面白さを保ったまま、疑問を伝えたい時にちょうどいい」と年間通してよく使われた言葉となった。使い方の例として『勉強しない時は怒るのに、何も言わずに勉強してたら親に心配されるの、なぁぜなぁぜ?』と紹介。
【4位】 中学生限定クラブ
中学生限定クラブは中学生だけで楽しむクラブを模したイベントのこと。
【5位】 不気味の谷
人型のロボットなどの見た目が人間に近いときに、人が嫌悪感を抱くとされる現象である“不気味の谷”が5位を獲得。TikTok上ではインフルエンサーがロボットっぽく作り込んだ不気味の谷メイクをすることが流行した。
『JC・JK流行語大賞』について
2017年から始まった本大賞は、Z世代マーケティング会社株式会社AMFが主催・運営を務め、Instagramの投稿データを解析し、選考。約100名の女子中高生からなるマーケティング集団 JC・JK調査隊が選考委員を務めている。広告換算額は年間25億円を超えており、SNSでのインプレッション数は公開1日で1.9億回に上る。
★JC・JK流行語大賞公式サイト はこちらから