菊池風磨主演『ゼイチョー』“滞納した税金の相続”三兄弟の押し付け合いに「勉強になった」の声

2023.11.21 11:00

11月18日に日本テレビ系土曜ドラマ『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』の第6話が放送。亡き父が滞納した巨額の税金を巡って、三兄弟が骨肉の争いを広げるストーリーが展開した。

(※以下ネタバレ含みます)

父の会社の継承を巡って、疎遠になった3兄弟。その父が亡くなったことにより、遺産を相続することになるが、税金の滞納分まで相続しなくてはならず、長男・一哉(田中幸太朗)と次男・英二(古屋呂敏)は、三男・弘三(吉村界人)にその義務を全て押し付けていた。相続放棄は3か月以内に手続きしなくてはならないことを弘三は知らなかったという。

今回、滞納した税金の相続にまつわる話がテーマだったことで、「3ヶ月以内に意思表示しなければ、負の遺産は自動で相続されてしまうのは初めて知りました」「3ヶ月以内に相続放棄、覚えた」「借金も財産。こんな事知らない人も多いのでは?」などのコメントが。

実は隠し資産が金庫にあるのではないか?と疑った3兄弟は、第三係も立ち合いの元、隠されていた金庫を開ける。しかし、出てきたのは兄弟の思い出が詰まったスクラップブック一冊。実は金庫に資産がないことはわかっていたという饗庭(菊池風磨)は、兄弟が仲良くしてほしいという思いから父がこの一冊を金庫に残したのでは?と3人に語りかける。そんな父の想いが伝わり、無事3兄弟はかつての仲を取りもどすのだった。

この展開にSNSでは、「兄弟よかったね」「3人が仲良しの頃の回想シーンみたいなところ、よかったなぁ」などの感想と共に、「税の徴収だけじゃなくて人間ドラマもあって最後ちょっとほっこりしたな」「めちゃくちゃいい話だったし、毎回勉強にもなって助かる」「今回も面白くて勉強になった!」という、身近な税金の勉強になったとの声も多くみられた。

相続を押し付け合う3兄弟に饗庭は…

また第6話では、以前からほのめかされていた饗庭(菊池風磨)の財務省時代の過去が少し明かされた。饗庭の目の前で、ビルから飛び降りた同期の奥林(結木滉星)だが、その時かたわらにいたのが、現みゆきの市副市長の相楽(本郷奏多)だった。あの時屋上で何が起きたのか?饗庭は相楽を問い詰めるが、華子(山田杏奈)が通りかかったことにより答えは聞き出せず…。その後、饗庭は、心配する華子の前で、相楽との過去の確執について説明し、奥林がなぜ飛び降りたのかを知りたいと語るのだった。

回想では仲が良かった頃の饗庭と相楽、奥林の3人のシーンもあり、「徴税吏員になった饗庭さん、常に奥林くんの言葉を胸に仕事してたんだなぁ」「こんないい同期たちなのに、本当に何があったんだろ」「財務省時代の3人…スピンオフ見たい」などのコメントがあった。

※財務省時代の同期3人のシーンはこちら

華子の憧れの徴税吏員・羽生詩織が登場

次週放送の第7話は…

納税課庶務係で還付金の振り込みミスが発生し、饗庭、華子たち徴税第三係も騒然となる。昨年度分の扶養控除や医療費控除の還付金、合わせて1千万円を、庶務係の担当者が誤って1人の口座に振り込んでしまったのだ。次の市長選で再選を目指す米田(佐戸井けん太)は事態を早急に収めようとするが、間違って還付金が振り込まれた市民は「自分の口座に入ったお金は自分のもの」と言って返還に応じない。しかも有ろう事か、その市民は、華子の憧れの人で、みゆきの市の元徴税吏員・羽生詩織(市川由衣)だった…!

饗庭と華子は羽生の元を訪ね、還付金を返還するよう説得にあたる。すると羽生は深刻な顔で「市長とお話をさせてください」と、返還する代わりに市長との面会を要求してきて…。羽生が市長との面会を求めるワケは!?ついに明らかになる、誰も知らなかったみゆきの市の闇…。饗庭たち第三係に最大のピンチが…

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写真提供:(C)日テレ

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