門脇麦が天才料理人に！永瀬廉、大森南朋が化学反応を起こす新時代ハートフル・ミステリー『厨房のありす』

2023.11.20 05:00

日本テレビ系2024年1月期新日曜ドラマが、門脇麦主演の『厨房のありす』に決定した。門脇は2023年1月期の水曜ドラマ『リバーサルオーケストラ』でも主演を務め、映画・舞台でも幅広く活躍中。さらに、日曜ドラマ『新・信長公記』、現在公開中の映画『法廷遊戯』の主演を務め俳優としても活躍するKing & Princeの永瀬廉と22年ぶりの日本テレビのドラマ出演となる名バイプレーヤー大森南朋の出演も発表された。

今作は、玉田真也氏脚本のオリジナル作品。ハンディやマイノリティ、それぞれに生きづらさを抱えた登場人物たちの心温まるヒューマンドラマでありつつ、ある事件の謎を解き明かすミステリーの側面もある少し切なくて温かい新時代のハートフル・ミステリー。

門脇が演じる主人公は、「料理は化学です」が口癖の自閉スペクトラム症の料理人、八重森（やえもり）ありす。自閉スペクトラム症の特性から、頑固でこだわりが強く、人とのコミュニケーションは苦手。しかし、驚異的な記憶力の持ち主で、特に大好きな化学においては膨大な知識を持ちあわせる。それぞれの客に合った、おいしくて癒やされる“やさしいごはん”を作り出す天才料理人という役に挑む。門脇は「私自身も大好きなお料理がたくさん出てくるドラマです。料理を化学式で説明するシーンも多く、恐らくかみまくってしまうのではないかと今から危惧しているほどセリフが少しややこしそうです。永瀬さん、大森さんをはじめとするキャストスタッフの皆様と良い作品にすべく日々邁進（まいしん）したいと思います。皆様にも優しさがじんわり伝わる作品になりますように」と意気込みを語った。

そして永瀬が演じるのは、ありすの料理店『ありすのお勝手』にバイトとして転がり込む謎の青年、酒江倖生（さかえこうせい）。一見、すれていて無愛想だが根は心優しく、ありすの行動や言動に戸惑いながらも徐々に寄り添い支えるようになっていくという役どころ。永瀬は「僕は全く料理をしないのですが台本を読んで、“化学”という目線で料理を捉えているのが、とても新鮮でした。たくさんの料理が登場するので、撮影中はドラマの料理だけでおなかいっぱいにできそうで楽しみです（笑）！倖生は、人との距離の取り方が不器用で不愛想に見られがち。僕も結構、人見知りですが本当は寄り添いたいタイプ（笑）。初めてご一緒する門脇さん、一度共演させて頂いている大森さんとのお芝居を、そしておいしい料理を精いっぱい楽しみたいと思います！」と役との共通点を語った。

大森が演じるのは、ありすの父親で有機化学を教えるゲイの大学教授、八重森心護（やえもりしんご）。3歳でありすを引き取り、大きく深い愛情でありすを見守り、育ててきた“ゲイのお父さん”という役を演じる大森は「このドラマはユニークな角度から、様々な特性を持った人たちに踏み込んでいくお話です。“化学者でゲイ”という役柄は、自分とは異なる部分も多くありますが、人間的に持っている大きく深い部分での共通点を大切に演じていけたらと思います。素晴らしい面白いキャストが集まっています。このメンバーでどんな化学反応を起こせるか、とてもワクワクしています」と作品の魅力を語った。