亀梨和也 映画祭で10年ぶりに再会した杉咲花に「無事に人間になりました」と近況報告?
2023.11.6 18:45【ZIP!×entax】
日本テレビ系 朝の情報番組『ZIP!』の放送に収まりきらなかった未公開インタビューなどを抜粋してお届けするコラボ記事『ZIP!×entax』。今回は11月1日まで開催された「東京国際映画祭」に集結した豪華俳優陣への番組単独インタビューをピックアップ。吉沢亮や役所広司、稲垣吾郎に亀梨和也など、話題作に出演する面々が撮影秘話などを語ってくれた。
■吉沢亮 会場の熱気に「こんな声出してる現場は久々に見た」
2012年に43歳の若さで急逝した伝説の漫画家・土田世紀の未完の絶筆を実写映画化した『かぞく』からは吉沢亮、阿部進之介が登場。レッドカーペットの雰囲気について、吉沢は「とにかく熱気がすごい。こんな声出してる現場は久々に見た。ありがたいですね、盛り上がってくれて」、阿部は「こんなに盛り上がってる場所で、ようやく映画が公開されるということで浮かれています」とそれぞれ心境を語った。
また、本イベントに集結した俳優陣について、阿部は「みんな目をあわせてくれないんですよね…2回くらい見て、“あー!阿部君だったんだ”みたいな(笑)。視界に入らないみたいで」と、なかなか人と目線が合わない長身俳優ならではの悩みを明かした。
■柄本時生 役所広司の隣りで大胆発言
映画『PERFECT DAYS』でカンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を受賞した役所広司は、柄本時生とともに登場。役所は「お客さんの方に握手したりサインしたりする時間がないので、ちょっといつも心残りです」と後ろ髪を引かれ、レッドカーペット初参加の柄本は「歩くのが初めてで緊張したけど、楽しかった」とコメント。実兄・柄本佑も歩いていたことを伝えると、「そうなんですよ。(奥田瑛二や安藤桃子など)親戚が結構多くて、なんか変な感じ(笑)。全く出ているのも知らなかったので、控室のモニターで写真撮って驚いていました」と笑顔で語った。
また本作は、東京・渋谷を舞台にトイレの清掃員の男が送る日々を描いた作品で、役所は「僕は時生と違って、ちゃんと掃除しなきゃいけない役だったので、一生懸命掃除は練習しました。先生について2日ぐらいはみっちりやって、撮影中も合間合間で練習していました」と舞台裏を明かし、一方の柄本は掃除の練習について「特に何もしていない(笑)」と大ベテランを横目に大胆発言で場を盛り上げた。
■稲垣吾郎 念願の“和気あいあい”
朝井リョウのベストセラー小説が原作で、“多様性”をテーマに秘密を抱えながら生きる男女を描いた映画『正欲』からは、稲垣吾郎や新垣結衣らが登場。「ZIP!ポーズ」初体験という稲垣に、“経験者”の新垣が「平たいハート。そのほうが受け皿になって『ZIP!』マークを置ける。それを投げたりすると加工してくれます」とレクチャー。それを受け、何度も投げるポーズをしてみせた稲垣は「撮影現場では和気あいあい楽しくという雰囲気ではなく、粛々と作品に向き合っていたので、こういう華やかな場所でちょっと冗談言いあえて楽しい。『ZIP!』のおかげだよ」とにっこり。
■亀梨和也 10年ぶり再会に「無事に人間になりました」
映画『怪物の木こり』からは亀梨和也、菜々緒、三池崇史監督が登場。背中が大きく開いたゴージャスなドレスに身を包んだ菜々緒に、亀梨は「ありがたいです。一気に『怪物の木こり』チームが華やかになりますから」と絶賛。菜々緒は「私は東京国際映画祭のレッドカーペットを初めて歩かせていただいたんですけど、皆さんがすごく盛り上がっていて、すごく楽しめました」と喜びを語った。
本作は2019年『このミステリーがすごい!』の大賞受賞作を映画化したサイコスリラー作品。およそ6年ぶりの共演となった2人だが、菜々緒は「テレビでよく拝見しているので、あまり久々な感じがしなかった」、亀梨も「インスタを見て、菜々緒ポーズから刺激をいただいている」とお互いメディアを通して活動を追っていたことを告白。
また、会えてうれしかった人を聞かれた亀梨は「杉咲花さん。『妖怪人間ベム』のときに共演させていただいて、彼女がまだ中学生でもう10年以上前。“26歳になりました”って挨拶してくれて感慨深かった。“久しぶりです”と言ってたので、“無事に人間になりました”と(報告した)。あのころ妖怪だったので(笑)」とジョークを交えて当時を懐かしんだ。