永瀬廉「精神的にくる部分もあった」過酷な洞窟内での撮影シーンの苦労を語る 映画『法廷遊戯』

2023.11.6 13:45

11月5日に、映画『法廷遊戯』先行上映舞台挨拶<「愛し生きること」LIVE TOUR 2023〜ピース〜STAGE Ver.>上映&全国同時生中継のイベントが都内で行われ、主演の永瀬廉(King & Prince)が登壇。北村匠海や杉咲花との共演が決まった時のエピソードや撮影時の裏話を語った。

上映後、大きな拍手で迎えられた永瀬は司会から3連休の最終日だと伝えられ「3連休だったんですか?世の中?」と驚きながらも「良い(3連休の)締めになったんじゃないかな」とうれしそうにイベントをスタートさせた。司会から北村匠海や杉咲花との共演が決まった時の思いを聞かれた永瀬は、「うれしかった。花ちゃんとは初めましてだったんですけど、いろんな作品とか見させていただいて、花ちゃんとお芝居できるんや、うれしいという思いもあった。匠海くんは、3〜4年ぶりに共演。会った時にすぐに昔の関係性に戻れた。なにも匠海君の方も変わってなくて安心した」と同年代の俳優との再会、共演について感慨深く語った。

また、上映後のイベントということもあり撮影時に苦労したことを聞かれると、無辜(むこ)ゲーム(模擬裁判)が行われる洞窟での撮影シーンをあげ「ずっと環境が変わらず太陽が見えないので今が昼なのか夜なのか分からない。寒くて吐く息が白い中何時間も撮影していた。どこを歩いても同じ景色だから精神的にくる部分もあった」と特殊な場所での撮影ならではの苦労を語った。しかしその中でも「僕がまだ出てない無辜ゲームのシーンの撮影が3〜4時間押していた時に、洞窟外の小屋みたいなところで待っていたんですけど、その時に見た夜空の星の奇麗さが忘れられない。めっちゃ奇麗やった。感動しました。芝生の坂道みたいなところに寝転びながら、おにぎり食べて星見てました。みんな緊迫したセリフとか言いながら撮影してるのに、癒されてました」と大変な撮影の中でも癒しの時間があったことを懐かしそうに話した。

本作は、原作者の五十嵐律人が第62回メフィスト賞を満場一致で受賞後、現役司法修習生時代に刊行。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、3人の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆく。二転三転、四転五転する新たな真実、そして最も神聖な場のひとつである”法廷”で待つ、常識を覆す驚愕(きょうがく)の結末。実力派俳優を迎えたノンストップ・トライアングル・ミステリー。

映画『法廷遊戯』は11月10日(金)全国公開 配給:東映
公式サイトはこちら

©五十嵐律人/講談社 ©2023『法廷遊戯』製作委員会
写真:©entax

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