ドラマ『ブラッシュアップライフ』がまた見たくなる! 天才子役・永尾柚乃(7)が“作中一番苦労したシーン”を明かす 「カチャ、ギーーって」
2023.11.1 14:00【ZIP!×entax】
日本テレビ系 朝の情報番組『ZIP!』の地上波未公開シーンをお届けするコラボ記事『ZIP!×entax』。今回は10月25日(水)放送の「SHOWBIZ」コーナーから、ドラマ『ブラッシュアップライフ』で脚本を担当したバカリズムと、出演者の木南晴夏・夏帆・永尾柚乃への番組単独インタビューをピックアップ。同ドラマが「東京ドラマアウォード2023」で作品賞グランプリ(連続ドラマ部門)に輝いたこの機会に、撮影当時の思い出や作品に対する思いを改めて語ってもらった。
◆理想的な撮影現場
インタビュアーの日本テレビアナウンサー・石川みなみから「いま改めて『ブラッシュアップライフ』は皆さんにとってどんな作品か」と聞かれたバカリズムは、「いや、ほんとに……面白いですね(笑)」と自画自賛。さっそく現場を盛り上げつつ「本当に好き放題やらせていただいたので、自分の好きなものが詰まった作品だと思います」と、自由に脚本を書くことができた本作の制作環境に感謝の弁を述べた。
主人公・麻美(安藤サクラ)の幼なじみを演じた夏帆は「すごくいい現場でした」とコメント。同じ幼なじみ役の木南も大きくうなずいた。「仲がいいのはもちろんだし、みんながアイデアを出し合っていた。純粋に楽しい現場だった」と続ける夏帆に、バカリズムも「理想的な現場ですよね」と共感。また木南は「今でも“ブラッシュアップライフ、見ました”とか“もう1回見ました”とか言われます」と、放送から約1年が経った今でも反響があることに驚きながらも喜びを語った。
そして主人公・麻美(安藤サクラ)の幼少期を演じた永尾柚乃も「駅とか歩いてると“チビ麻美ちゃんですか”って言われます」と、本作出演によるうれしい影響を報告。インタビュー中にクルッと振り返ると、「ありがとうございます」とバカリズムにお辞儀をして場を和ませた。
◆チビ麻美のあのシーンには、柚乃ちゃんも大苦戦?
本作への出演で一躍「天才子役」と呼ばれ話題となった永尾柚乃だが、石川から「一番大変だったシーンは?」と聞かれると、すぐに思いついた様子で「公衆電話に行くドア」とつぶやいた。ピンときたバカリズムが「あ、団地のね」とフォローすると、永尾はドアノブを持つ仕草をとり、そのシーンを再現してくれた。
「カチャっていって、ギーーー、で、ガチャン。それだとお父さんとお母さんが起きちゃうから」
作中での永尾は「見た目は子どもだが、中身は33歳」という役どころで、様々な問題を解決するためにしばしば夜中に外出を図っていた。その際、自宅の両親に気づかれないよう、ドアのきしむ音を極力抑えていたシーンがかなり大変だったようだ。それを聞いたバカリズムは「確かに(音)出てなかったもんね、すごいな。そんなとこ気遣ってくれてたの?(笑)」と笑顔で称賛。夏帆と木南も「かわいい」とうなずいていた。
最後に「今後やってみたい役」を聞かれた永尾は「主役と、あと“このぐらい話すの?”ってくらいのセリフと、それで結構出番がめっちゃある感じがいい」と欲張りな笑顔。夏帆たちからは「ほぼ1人(笑)」とツッコミが入るも、永尾はクルッと振り返り「よろしくお願いします」とバカリズムに“売り込み”。終始笑いの絶えないインタビューとなった。