カズレーザー「香りにめっちゃ敏感になりました」隠れ味覚障害が大きく改善!身近な“海藻”に効果が
2023.11.1 08:00お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が31日に放送された。
今回は『食と健康の大正解スペシャル』と題して、『恒例!芸能人味覚チェック 食欲を暴走させる第6の味覚』、『あなたはどのタイプ?腸内細菌が欲しがる食べ物で太らない方法』『ポイントは胃の??死ぬまでカルビを食べ続ける方法』という3つの観点で講義を受けた。
『恒例!芸能人味覚チェック 食欲を暴走させる第6の味覚』という講義では、専門家が番組出演者の味覚を検査。さらにカズレーザーが、味覚の機能を高めるために2週間の改善法を実践した。
これまで広く知られてきた私たちの味覚は、甘味、塩味、酸味、苦味、そしてうま味の5つ。しかし近年、新たに『脂肪味』という第6の味覚が発見されたという。この脂肪味にはそのほかの味覚の働きを増大させる効果があり、舌の味蕾(みらい)細胞が甘味やうま味などと併せて脂肪味を感じ取ることで、より強く甘味やうま味を感じるのだという。
つまりこの脂肪味を含めた6つの味覚の働きが正常でないと、より多くの食べ物を摂取しなければ満足感が得られず、結果的に生活習慣病にかかるリスクが高まってしまうのだ。
以前の放送で隠れ味覚障害であると診断されたカズレーザー。専門家の詳しい診断の結果、味覚障害の原因のひとつとして、唾液の分泌量が過度に少なくなるドライマウスの症状があげられた。健常者に比べて味覚障害者はおよそ3分の1しか唾液が分泌されていないという実験結果もある。
「水をほとんど飲まないんですよ、収録中とか」と周囲に配慮し、普段から水の摂取が少ないと語るカズレーザーに、専門家が改善方法としてすすめたのは昆布出汁(だし)。昆布出汁にはうま味の代表格・グルタミン酸が多く含まれ、味を感じ取る味蕾の働きを増幅させるほか、唾液の分泌量の増加も促すという。昆布出汁顆粒(かりゅう)4gを500mlの水に溶かしたものを毎日飲むことになったカズレーザー。
当初は「ウソだろ!まじか!うわぁめちゃめちゃ出汁じゃん」と海水を飲んでいるような感覚に苦しんでいたが、改善法を続けるうちに「昆布というか海っぽい潮の香りというか磯(いそ)の香りにめっちゃ敏感になりました」と変化を実感。
2週間の取り組みを終え、再度カズレーザーの味覚を検査すると、すべての味覚の数値が改善し、以前は味覚障害レベルだと診断されていたうま味の数値は正常値まで回復。専門家によると、味蕾はおよそ10日間で生まれ変わるそうで、1週間に1回でも和食を取り入れるなど、うま味を感じ取る食事を継続して行うことで味覚は改善されるのだそうだ。
2週間の挑戦を終えたカズレーザーは「いやぁでもやっぱ飲み続けるのはきついので、ちゃんとした食事をとってバランス良くっていうのが大事なんだなと改めて思いましたね」と苦労を口にしていた。