二階堂ふみ　亡き祖母の生き方に学び、生きてきた…ロンドンで自らのルーツを振り返る　

俳優の二階堂ふみ（29）が10月21日放送の日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』に出演。俳優を志した一つのきっかけを明かした。

今回の旅でロンドンの古着屋を訪れると、二階堂は「かわいい！」と大興奮。実は、地元・沖縄の古着屋でスカウトされ芸能界入りしたという二階堂は、「うちの祖母がすごく洋服が好きで、母も好きで。なんかその影響で自分もビンテージが好きだったりとか、自分のルーツでもあるかなと思います」と、古着が好きになったきっかけとその影響を告白。

さらに「映画を好きになったのも、母に連れてもらって映画館行ったりとかして。昔の映画とか見た時に、話は分からないけど“服がかわいい”とか、そういう視覚情報から映画が多分好きになっていったので」と、“洋服”が俳優の入り口の一つだったことを明かした。

そんな二階堂は「ちなみにこれは私のおばあちゃんのお下がりなんです。一緒に連れてきました」とロケで身につけていたレトロな柄のターバンを紹介。インタビューで、去年その祖母を亡くしたことを振り返り、「すごく愛する人を失って、“自分の体の一部がなくなっちゃった”みたいな気持ちにもなったんですけど」と打ち明け、「でも、その祖母の生き方だったりとか、祖母の最期に立ち会った時に、“祖母が生涯を通して大事に守ってきてくれたのは私たちなんだな”っていうことを感じたりして、そういったこともすごく大きなことだったなって」と、祖母の存在が自身の生き方に大きく影響したことを回顧。

二階堂は「その肉体は亡くなってしまったけど、“いなくなっただけで自分の中にはまだいたりするんだよな”みたいなことも感じたり。そういう祖母の優しい生き様みたいなものが、自分もそういう優しさを広げていけるようになれたらいいよなって本当思って」と、祖母に習い、謙虚で優しくありたいと思うようになったことを明かし、締めくくった。

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写真提供：（C）日テレ