二宮和也「自分史上最高値をたたき出した」舞台あいさつで“自身のセリフ”を自画自賛し会場をわかす

10月17日、都内にて行われた映画『アナログ』の大ヒット御礼舞台あいさつに主演の二宮和也、高橋惠子、タカハタ秀太監督が出席。二宮は撮影で“自分史上最高値のセリフ”を言えたと明かした。

二宮は母親役の高橋との共演について聞かれると「本当にずっと見ていた先輩だったので、まさか一緒にできるとは」とコメント。高橋も「私もスクリーンやテレビで拝見していて、面白そうな人だと思っていました」と振り返り「今回初めて共演させていただいて、すぐに（二宮と）親子になれてさすがだと思いました」と絶賛。二宮は照れた様子でうなずき、会場から温かい拍手が送られた。

撮影時のエピソードについての質問に、二宮は「どこからも誰からも話が出ないので自分で言うんですけど」と切り出すと「病室で高橋さんと話すシーンの時に“ありがとう”というセリフがあるんですけど、自分史上でも最高値をたたき出した」と自画自賛し観客から笑いが起こった。続けて「自分で見返しながら“あれ、彼なかなかやるじゃない”って」と茶目っ気たっぷりの笑顔を見せ、二宮のこのコメントに監督も「僕は現場でガッツポーズ出ましたよ」と絶賛した。

本作は、ビートたけしによる原作小説を、主演に二宮和也、ヒロインに波瑠を迎え映画化した、いつの時代も変わらない愛の原点＝〈大切な人にただ会える喜び〉を描いた感動作。喫茶店で出会った二宮演じる主人公の悟と、波瑠演じる携帯を持たない謎めいた女性・みゆきが交わした、たったひとつの大切な約束「毎週木曜日に、この場所で会いましょう」。携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、あえて連絡先を交換せずに、週に一度だけ会うことを大切にしてゆっくりと関係を紡いでいく2人の恋愛を通じて、コロナ禍を経た今だからこそ実感する“会うこと”の大切さを描く。

映画『アナログ』上映中

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写真：©entax