ミュージカル『アナスタシア』主演 木下晴香&葵わかな 仲良しすぎる楽屋エピソード 「ずっと休み時間」
2023.10.12 13:30【ZIP!×entax】
日本テレビ系 朝の情報番組『ZIP!』の放送に収まりきらなかった未公開インタビューなどを抜粋してお届けするコラボ記事『ZIP!×entax』。今回は9月12日より東京公演がスタートしたミュージカル『アナスタシア』でともに主人公・アーニャを演じている木下晴香(24)と葵わかな(25)への単独インタビューをピックアップ。同い年の二人は以前に別のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(2019年)でも共演しており、互いのことを「はるちゃん」「わかなちゃん」と呼びあう仲。「ずっと休み時間」という楽屋でのエピソードやそれぞれの意外な一面を明かしてくれた。
■楽屋では「ずっと休み時間」
実は「料理好き」という共通点がある木下と葵。一緒に食事へ出かけることもある他、普段のおしゃべりでも「食事」に関する話題が多いと言う。現在公演中のミュージカル『アナスタシア』では稽古中の楽屋が一緒なこともあり、調味料をプレゼントしあったり、梨を剥いて食べることも。木下は「ずっと休み時間みたいな感じ」と、楽屋での様子をさながら同級生のように表現した。「さっきもね、はるちゃんが持ってきてくれた紅茶がおいしくて、その場で調べたら違う種類もあったからそれを私が買って」と、葵が楽しそうに話すと、「楽屋で一緒に飲もうってね」と、木下もまた笑顔を見せた。
■“凸凹がピタッとハマる” 二人の関係
ミュージカル『アナスタシア』で同じアーニャ役を演じている二人だが、葵は「すごく反対色の人間だなと、一緒にいて思います」と、自分たちの性格を真逆に感じていることを明かした。葵は続けて「はるちゃんはなんかシュッとしてる(笑) (植物で言うと)ヤナギとかアヤメ、そういうイメージがすごくある。その違う魅力を持ってして同じアーニャを演じている姿を見ると、すごく素敵だと思う」とコメント。自分にないものを持っている木下に憧れていることを告白した。
葵の言葉に「ありがとうございます(笑)」と照れながら返した木下は、「(一緒にいて)凹凸がピタッとハマる感じ。自分にないものを持っている人だし、それこそこういう取材の時に毎回思うのが、言葉にする力、伝える力がほんとに素敵だなっていつも思う」と、自身も葵と同じ気持ちであることを明かした。また「わかなちゃんの歌声が大好き。自分にはない柔らかさ」と、葵の歌声についても賞賛。葵も照れ笑いで返した。
そんな互いに理解しあう二人だからこそ、意外な一面に気づくこともある。木下いわく葵は「割とドシっと構えているイメージだけど、ちょっと“気にしい”」とのこと。家に帰ったあとで「あの時、こう言ったのごめんね」といった反省の連絡が来ることもあり、その度に「可愛いと思っちゃう」と明かした。一方、葵から見た木下は「おっとりした印象だけど、学級委員長みたいなところがある」と言う。「代わりばんこで稽古をする機会も多いんですが、ダメ出しされた部分や変更点などをノートにまとめて渡してくれて、なんかすごく学生時代を思いだしました」と稽古場でのエピソードを明かすと、木下はうなずきながら笑った。
インタビューの様子は動画をチェック