伝説の家政婦・志麻さん 古民家で特製ディナーを披露『麻婆“梅”やきそば』ほか全3品を堪能…木村多江も絶賛
2023.10.7 08:30伝説の家政婦・志麻さんが6日放送の日本テレビ系『沸騰ワード10』に出演。東京を離れ田舎暮らしを始める志麻さんの新居改装ドキュメントで振る舞われた特製ディナーに、スタジオから感嘆の声が上がった。
今回、新居改装ドキュメントでは、築120年の古民家の母屋で使われていた古い畳36枚を畑へ移動し解体。さらに、ほぐして畑に撒くという重労働を繰り返した。その理由について志麻さんが「このまま畳を捨てるともったいないけど、土に還してあげると(土が)よくなる」と明かし、スタジオからは驚きの声が上がった。
途中で作業を抜け出した志麻さんは、敷地内に自生している天然の“ミョウガ” “ゆず” “ニラ”を収穫。そして、作業してくれた仲間を労うために、特製ディナー作りに取り掛かった。
まずは、庭で収穫したゆずの皮をむき、種ごとのししとうと合わせ細かくみじん切り。そこに20%程度の塩を加え、さらにみじん切りにして、“ゆず胡椒(こしょう)”を手作り。志麻さんはししとうを使うことで「たっぷり食べられて、ゆずの風味がたくさん」と解説。
そして、魚焼きグリルで焼いた、半分に切った厚揚げ、マイタケ、シメジ、シイタケを大皿に並べ、大根おろしを散らし、ゆず胡椒(こしょう)をたっぷり乗せ、“厚揚げとキノコのゆず胡椒(こしょう)添え”が完成。少々しょうゆを垂らしていただくと、ゲストの千葉雄大は「めちゃくちゃうまい」と目を丸くした。
さらに2品目は、焼きそばの麺を袋ごとレンジで温めた後、フライパンで焼いている間に別のフライパンに豚ひき肉をほぐさず放置。両面に色がついたところでほぐし、ニンニクとショウガのみじん切りを加え、香りが立ってきたところで、細かく刻んだ梅干しと、水を加え軽く煮る。そこに、角切りした豆腐、しょうゆ、片栗粉を加えたあんを皿に盛り付けた焼いた麺の上にかけ、収穫したミョウガとニラをどっさり乗せて、“麻婆梅焼きそば”の完成。ゲストの木村多江は「梅とお肉の相性がバッチリ」と、その味を大絶賛。
最後に振る舞われたのは絶品デザート。梨の皮をむき、半分に切って芯をくり抜き、白ワインと砂糖、水を合わせた液体に入れ火にかけ、透き通ってきたら煮汁と一緒に取り出し氷水で冷却。「コンポートにすることで一体感が生まれる」と解説した志麻さんは、キンキンに冷えた梨を皿に置き、梨の穴にバニラアイスを乗せ、板チョコと牛乳をまぜたソースをたっぷりかけ、クラシックなデザート“ベル・エレーヌ”が完成。1日重労働だった作業メンバーは、志麻さんの料理を堪能し、笑顔で締めくくった。