湘南乃風 地上波初披露『Real Riders』20年前4人で初めて一緒に作った原点の楽曲
2023.9.11 16:007月30日(日)にデビュー20周年を迎えた歌手の湘南乃風が、8月1日(火)放送の日本テレビ系情報番組『DayDay.』(月~金/あさ9時~)の、アーティストがスペシャルライブを行う『boom boom!』コーナーに生出演。デビュー20周年にちなんだトークや、地上波初披露の『Real Riders』と『純恋歌』『睡蓮花』をDayDay.スペシャルメドレーで生歌披露した。
湘南乃風は、RED RICE、若旦那、SHOCK EYE、HAN-KUNからなる4人組クルー。4人それぞれの個性が交じり合い、多くの名曲をリリースしている。最大の魅力は、喜怒哀楽の感情をストレートに放つ魂の歌。
結成から20年、彼らの音楽は世代や性別を超えて多くの人に広がっている。最新曲『君に』はNHK『みんなのうた』に書き下ろした楽曲で、父親の顔も持つ彼らの歌詞が、新世代にも刺さると話題になっている。
湘南乃風がスタジオに登場。MCの南海キャンディーズ・山里亮太が「今年20周年を迎えられたそうですが、振り返っていかがですか?」と尋ねると、RED RICEは「こんな番組に呼んでいただけて、最高だなと思ってます」と語った。
RED RICEはDayDay.火曜メンバーのヒロミと、プライベートで交流があると紹介した。「一緒にゴルフとかクレーン射撃とか、共通の趣味が結構あるので。別荘にもお邪魔しました」と明かした。ヒロミは「みんなで来てください」と4人を招待した。さらに、「来てよ!いつ来る?いつ来る?(笑)」と話し「ウソついちゃだめだぞ!」と4人に迫り、スタジオの笑いを誘った。
■若旦那『初出演の生歌番組 コルセット事件!』
続いて、湘南乃風のこれまでの20年で起きた印象深い出来事を振り返った。
若旦那は「事件なんですよ。ミュージックステーションに初めて出させていただく時に、僕たちにとってむちゃくちゃ大事な瞬間なんですけど、直前までジャマイカにいたんです。日本に帰る2日前くらいに、車で走ってたら後ろからドン!って突っ込まれて」と衝撃の過去を告白。続けて、「(車が)後部座席のところまで、ここ(お尻)ぐらいまでペチャンコになった」と告白。さらに「(相手の運転手が)酔っぱらってて、警察を呼んだら『Tomorrow』って言われて。ぼう然とした(笑)」と明かした。スタジオからは「営業時間が終わっちゃった?」「(遅い時間だったから)もう仕事したくないってことか」と驚きの声が上がった。
山里が「パフォーマンスに影響は出なかったんですか?」と尋ねると、若旦那は「(首に)コルセット巻いてミュージックステーションに出させていただいた」と説明したが、「最後はコルセット取って(タオルみたいに)回してました(笑)」と印象深いエピソードでスタジオから笑いが起こった。
■HAN-KUNのトレードマーク・ターバン「軽くする方法は?」 アン ミカのアドバイスは…
次に、『20周年を機に言っておきたいこと』をHAN-KUNが発表した。
HAN-KUN『いつターバン取ればいいですか?』
HAN-KUNといえば、頭に巻いているターバンがトレードマークのため、その質問にスタジオがざわついた。RED RICEが「今」と答えると、山里が「今じゃない!責任重大すぎるでしょ!」と突っ込んだ。HAN-KUNは「ターバンを取るってことは俺にとってある意味引退みたいな形なので」と語った。すると、若旦那は「お相撲さんの断髪式みたいに1枚1枚取って」、SHOCK EYEは「山口百恵さんみたいにステージに(ターバンを)置いて」とそれぞれ笑いながらも提案。それに対し山里は「だとしたら僕たちはちょっとでも長くターバン姿見てたいです!」と引退を引き留めるコメントをした。
ライブ中もターバンを巻いていると暑いと話すHAN-KUNは、「ライブが始まる前と終わった後、(汗で)色が変わるんですよ」と告白。さらに、「ライブが終わって気が付くと、首も(ターバンの)重たい方に曲がっちゃってるくらい(笑)」と明かした。山里は「リスクでかいですねターバン!」「軽量化する方法ないですかね?」とコメントすると、HAN-KUNは火曜メンバーのアン ミカにアドバイスを求めた。
HAN-KUNはアン ミカに「ちなみに…軽くしたりする方法とかありますか?」と尋ねると、アン ミカは「素材の軽いものをご使用になられて、巻く回数を少なくしていけばいいんじゃないでしょうか」と笑顔でアン ミカらしくアドバイス。その言葉にHAN-KUNは「ありがとうございます!適切です!」と即答し、スタジオからは「わかりやすい!」「(アドバイスをしてもらうのに)1番良い人いました!」と声が上がり、笑いの渦に包まれた。
■湘南乃風 パフォーマンスで定番のタオル回しのコツをレクチャー アン ミカ「遠心力、楽!」
湘南乃風のパフォーマンスでおなじみのタオル回し。そのコツをSHOCK EYEがスタジオでレクチャーした。SHOCK EYEは「(タオルの片方を結んで)おもりで(回す)」と解説し、武田がタオルを回しながら「遠心力で(回すんだ)」と話すと、アン ミカが「遠心力、楽!」と発言し、隣に座っていたヒロミも楽しそうに練習する様子を見せた。
■DayDay.スペシャルメドレー『Real Riders』『純恋歌』『睡蓮花』を生歌披露
その後、20年前4人で初めて一緒に作った原点の楽曲『Real Riders』と、代表曲『純恋歌』、さらに夏にぴったりの大人気ソング『睡蓮花』をDayDay.スペシャルメドレーで生歌披露した。
――『Real Riders』
――『純恋歌』
この曲のパフォーマンスでは、DayDay.バージョンとして替え歌で披露。
本来は、
「初めて一途になれたよ 夜空へ 響け愛のうた」
「まじめな顔して ギュッと抱きしめた」
という歌詞だが、DayDay.スペシャルメドレーでは、
「初めて一途になれたよ DayDay. 響け愛のうた」
「山里さん含めて 歌いましょう」
と歌詞をアレンジしてパフォーマンス。 その粋なパフォーマンスに、スタジオのボルテージが一気に上がり、タオル回しもさらに加速した。
――『睡蓮花』
メドレー最後の曲は、夏にぴったりの『睡蓮花』を披露。アップテンポでノリの良い楽曲と、湘南乃風の熱いパフォーマンスに、出演者は思わず立ち上がり、笑顔でタオルを回しスタジオを盛り上げた。
湘南乃風が生歌披露を終えると、スタジオは拍手に包まれた。武田は「(タオルを回しすぎて)肩がはずれそう」とコメントした。火曜メンバーでニュース解説メディアThe HEADLINE 編集長 ・石田健に、山里が「そんな動くのが珍しい光景でした!」と話すと、石田は「そうですね!今週で1番動いたなと思います(笑)」と答え、さらに「声出したかったですね!もっと歌聴きたかったなってくらい」と名残惜しそうに語った。すると若旦那が「ライブ来てください」と呼びかけた。
パフォーマンスの感想を尋ねられたSHOCK EYEは「朝から一気に良い気持ちでスタートできるのが最高ですよね」と答えた。
最後に、代表してRED RICEが視聴者へ「僕ら湘南乃風は、ライブアーティストなので、ライブが1番僕らの良いところを見せられると思うので、今年20周年ということで8月12日に横浜スタジアム(でライブを)やりますので、ぜひ生で体感しに来てください」とメッセージを送り、コーナーを締めくくった。
■湘南乃風「20周年を迎えられたのは皆さんのおかげ。それに尽きる」
番組出演直後、entaxでは独自インタビューを行った。
――『DayDay.』ご出演のご感想を教えてください。
若旦那 ライブさながらでやらせてもらうのは僕らにとっても楽しいし、思った以上にすごいライブ感あったよね。
SHOCK EYE 出演者の皆さんも(タオル回しなど)ご一緒してくれたので。
若旦那 『Real Riders』をテレビ初披露で、自分らのライブ感がグッと上がって、1曲目から始まったのがすごく(メドレーが)まとまって良かった。
HAN-KUN 地上波で歌える日が来ると思ってなかったよね。
若旦那 若干悪いなって思いながら歌ったけどね(笑)
――『Real Riders』のポイントは?
若旦那 『Real Riders』の「Wow!! Wow!!」の歌詞の部分が、みんなで歌って、同じ時代、一緒に生きてる仲間たちって意味なんで、あそこで1つ雄叫びを上げて、戦いの前の「エイエイオー」じゃないけど、そのような部分なので、「Wow!! Wow!!」で一体感を感じる、大事な要素です。
――ファンの方へメッセージ
RED RICE 20周年を迎えられたのは本当に皆さんのおかげで、自分らだけじゃ辿り着けなったこの場所に辿り着けたことは感謝しています。それに尽きると思います。俺らはできることは、やっぱりライブとか、曲を作ったりとかで、皆さんに返していくことしかできないので、今年もまだライブいっぱいあるので、ぜひ現場で届けたいなと思います。
若旦那 音の上で会いましょう!
HAN-KUN 一緒に湘南乃風を作っていってください。
SHOCK EYE 20周年の節目をきっかけにまたみんなと会えたり、気持ちを交換できることを嬉しく思ってます。だからぜひ、現場に来てください。
【リリース情報】
ベストアルバム
「湘南乃風 〜20th Anniversary BEST〜」 発売中
【ライブ情報】
タイトル:
湘南乃風 20周年記念 2023-2024
カウントダウンライブ at 神戸
〜今年も1年皆様お疲れ様でした〜
公演日時:
2023年12月31日(日)
開場 21:00 / 開演 22:00 / 終演 25:00(予定)
会場:
神戸ワールド記念ホール
〒650-0046 兵庫県神戸市中央区港島中町6丁目12−2