林家木久扇 『笑点』を来年3月で卒業 「次にバトンタッチ」と笑顔で発表
2023.8.27 19:308月27日(日)『24時間テレビ46』内で放送の『チャリティー笑点』にて、笑点レギュラーメンバーの林家木久扇(はやしや きくおう)師匠が来年(2024年)3月をもって『笑点』を卒業することを発表した。
【林家木久扇師匠コメント】
私、林家木久扇は、来年3月をもって、『笑点』を卒業したいと思います。芸というものは、次の世代にバトンタッチしなくてはいけません。座布団も芸も新しい人にバトンタッチいたします。
今日の24時間テレビのテーマが『明日のために、今日つながろう。』だと聞き、背中を押されました。
『笑点』は、一之輔師匠・宮治師匠が入ってまいりまして大変面白くなってまいりました。
そこで私の(代わりに)一枚加わって、また新しい風が吹いて、『笑点』がうんと面白くなります。
とは言っても、私は(落語家を)やめるわけではないんですよ。『笑点』に何かあったらすぐ駆け付けますし、高座のほうもちゃんと続けます。そういうわけで、昇太さん、2000万円ください(笑)
木久扇師匠は、1969年(昭和44年)11月9日に『笑点』大喜利に初出演(当時の芸名は林家木久蔵・はやしや きくぞう)、以降54年間にわたりレギュラーメンバーとして番組に出演してきた。
林家木久扇 芸歴
1937(昭和12)年10月19日生まれ
1960(昭和35)年8月、三代目 桂三木助に入門。桂木久男を名乗る。
1961(昭和36)年、八代目 林家正蔵 門下に移り、林家木久蔵となる。
1965(昭和40)年、二ツ目昇進。
1973(昭和48)年、真打昇進。
2007(平成19)年、林家木久扇襲名