中村獅童 「諦めない気持ちって大事だな」人生においてなくてはならない場所『京都』で役者での挫折と故・中村勘三郎との思い出を語る

2023.8.4 12:45

8月4日よる11時から放送の日本テレビ『Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』のゲストは歌舞伎俳優の中村獅童。幼少期からなじみの場所“京都”を訪れ、厳しかった歌舞伎役者への道と十八代目 中村勘三郎さんとの思い出を明かす。

歌舞伎界の異端児とも呼ばれてきた獅童のアナザースカイは、歌舞伎発祥の地、そして人生においてなくてはならない場所“京都”。まずは母親の出身地・伏見で、1300年の歴史を持つ『伏見稲荷大社』に足を運び、初めて歌舞伎の演目で主役となる“狐”を演じた当時を思い起こし、歌舞伎の世界へ飛び込んだきっかけを明かす。

獅童が訪れた『伏見稲荷大社』
獅童の支えになっているうなぎ料理とおばんざいの店

続けて訪れたのは、25日間にもわたる歌舞伎の公演で、毎日舞台に立つ獅童の支えになっているという、うなぎ料理とおばんざいの店。南座から程近く、多くの歌舞伎役者たちから愛されてきたお店で、「美味しい!」と絶品料理を堪能しながら、20代の頃からずっと応援してくれている店主と共に思い出話に花を咲かせる。そして、当時付き人として支えてくれた母親への感謝の気持ちを、しみじみと語る。

さらに、歌舞伎で主役を務める機会がなかった獅童が、活路を求めるために映像の世界へ飛び込んだきっかけの地『東映京都撮影所』を訪問。撮影所内を巡りながら、大抜てきされた時代劇の出演を「落ち込んだっていうか、ある種の挫折」と振り返り、数々の苦悩と葛藤を告白。そして「厳しかったけど…良い思い出ばっかりですよ」と笑顔を見せる。

(左から)今田耕司、中村獅童、中条あやみ

そんな獅童は、20代の頃から通うお茶屋で、たくさんの教えをいただいた師、十八代目 中村勘三郎さんとの思い出を回顧。勘三郎さんから頂いた貴重なアドバイスの数々を明かし、「かけがえのない財産だと思ってますね」と物思いにふける。歌舞伎を継承する家に生まれるも、これまでの道のりは長く険しいものだったと話す獅童は、「諦めない気持ちって大事だな、諦めなくて本当に良かったな」と胸の内を明かし、「まだまだかなってないこともありますから」と夢を語る

獅童の魅力が詰まった『アナザースカイ』は、日本テレビ系にて今夜11時から放送。

写真提供:(C)日テレ

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