菅野美穂　“お金も無いし、寒いし…”　本当に散々だった23歳、初めてのロンドン一人旅を明かす

俳優の菅野美穂が7月28日放送の日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY （アナザースカイ）』に出演。旅好きの原点となったロンドンを訪れ、初海外での最初の思い出を明かした。

23歳の時に初めてロンドンを訪れたという菅野は、「初めて自分で航空券を予約して、海外旅行に一人旅で来たのはロンドンで。自分で調べて一人で旅をする。“自分大人になった”みたいな」と、当時の心境を思い返したが、すでに俳優として活躍していたにも関わらず、初めての海外一人旅は質素だったと告白。

その理由について、「自分で家賃を払って生活できる時ではあったんですけど、クレジットカードというものを持ってなくて」と振り返り、「初めて一人で旅に行くって家族に言ったら、“日本と違ってカード社会だから、ちゃんとカードを作って行きなさい”って言われて。なぜか（カードが）ロンドンで使えなくて」と話したところで、思わず笑ってしまった菅野。

「手持ちの10万円ではホテルの宿代にすらならなくて。友人に“『大英博物館』とか無料だから行くといいよ”って言われて。“なんて太っ腹”と思って行ったら、透明なBOXが置いてあって、ドネーションBOXなんですよ。“お気持ちがあればこちらの箱に”っていうふうに置いてあって。“気持ちはあるけど、手持ちがない”みたいな。コソコソ無料で入れてもらって」と、思い描いていたような美しい旅にはならず、入場無料の場所をめぐり、日中はファーストフード店で過ごしていたことを回顧。そして、「不思議ですけど、だからこそ今、強烈な思い出になってる」と語った。MCの今田耕司は「全然おもんないやん！　初めての（海外）。ほんまにアナザースカイなの？」と思わずツッコミ。

さらに菅野は「ロンドンのガイドブックって5月のすごい芝生がきれいな晴れてる日の写真だったりとかして。行ったらすごく寒くて、5枚くらいの服を毎日重ねて。でも1枚でも洗ってしまうと乾かなくて寒い思いするから、トランプみたいに下のやつを上にして着てました、毎日同じの。なんだったんでしょう。踏んだり蹴ったりの珍道中でした」と打ち明け、笑いを誘った。

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写真提供：（C）日テレ