なかやまきんに君、“パワー”の筋肉ネタで海外進出「一番つらい感じに…」とほろ苦い思い出を告白

お笑い芸人のなかやまきんに君が11日放送の日本テレビ系『ザ！世界仰天ニュース』に出演。おなじみの“筋肉ネタ”で海外のお笑い番組に出演した時のほろ苦い思い出について明かした。

番組では『人生の仰天チェンジ』と題し、トークを展開。番組MCの中居正広から昔から変わらない芸風と変化のない部分を指摘されたきんに君は「もうデビューして23年たつんですけど、1年目から“パワー”とか“ヤー”とか。ずっと一緒です」とチェンジしていない芸風について明かした。

そんなきんに君は、以前、スタッフから思いもよらない提案を受けたことがあるといい、「2011年にアメリカに留学に行っていて、帰ってきた時、その時ちょっと痩せてたんですけど、スタッフの人に“韓国は今、筋トレがすごいんです。『筋肉ネタ』をやれば絶対にウケます”」とアドバイスされたという。

そして「韓国のお笑い番組に実際に行ったんですよ」とお笑いで海外チャレンジした経験があるというきんに君。スタジオから「エッ～！」と驚きの声が上がる中、「結果から言うと、ウケてもない、スベってもない、“頑張れ！”みたいな、変なざわざわした、1番つらい感じになったんですよ」と“絶対にウケる”と聞いていた挑んだ『筋肉ネタ』なのに、予想外の反応だったことを明かした。

するとその理由についてきんに君は「というのも、僕の前の組がマッチョの4人組の芸人だったんですよ」と運悪く“マッチョ被り”であったことを説明。続けて「ネタが3人の筋肉質の人がポージングして出てきて、最後にオチの人が、ガリガリでポーズして“お前だけガリガリかよ”」とツッコミが入って終了するネタだったという。

そこに追い打ちをかけるように「オチのガリガリが、すでに僕よりムキムキだったんですよ」とまさかの展開にスタジオは大盛り上がり。最後に「（観客から）“ガリガリなのに筋肉ネタやってる。頑張れ！”みたいな変な空気になったんですよ。全然ウケないんです」と踏んだり蹴ったりだった海外へ進出した時のエピソードを披露。ただ、この日のスタジオではしっかりと笑いを取り、トークを締めくくった。

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写真提供：（C）日テレ