福士蒼汰　“日本を武器にしていけたら世界に通用するんじゃないかな”30歳節目に新たな夢を明かす

俳優の福士蒼汰（30）が7日放送の日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』に出演。“20代で海外作品に出演する”という夢をかなえた場所スペインで、新たな夢を語った。

初の海外ドラマ『THE HEAD』Season2のロケ地を1年ぶりに訪れ、余韻に浸った福士は今後の活動について、「夢見がちな人間って憧れないですよ、実は。割と地に足ついた人間に憧れるんで」と話し始め、「でも、言語の習得って、もちろん外にいればいるほど学べるけど、俺はそうはしたくないから。日本での仕事しながら、日本にいながらなので。日本の作品をしっかりやりながら、地に足つけながら、めっちゃ背伸びするみたいな」と、さらなる海外作品への出演も視野に入れつつも、日本での仕事を大切に思っていることを告白。

続けて「日本人で、自分が日本で生まれ育っていて、“それってすごくユニークなんだ、世界から見たら”っていう風に感じて。あんまり、“外に行く行く”っていう思いよりも、“日本というものを武器にしていけたら、世界に通用するんじゃないかな”と思ってますね」と、海外での経験から得た思いを打ち明けた福士。

これからの役者人生については、「30歳になったってのもあるし、1つ自分がやってきたことが正解だったなって思える時期なんですよね。ちゃんとみんなに良いものを届けられるんじゃないかなっていう」と、日々手応えを感じていることを明かし、「自分が好きな“学ぶ”っていうことと、“役者をする”ってことが、ある種直結する部分があるなと思って。生きてれば生きているだけ、役者の仕事につながるというか」と、苦悩を経験しても、やめられない魅力を語り尽くした。

そんな福士は「ボーダーレスな役者になりたいなって思うんですよね。やっぱ国境とかがない世界。日本での仕事をちゃんと50%やりながら、海外、外での仕事も50％やるみたいな。40代でそうなっていたいなという思いがあるので、今これからの30代はそのための準備だなという」と、新たな夢を明かし、一生かけて学び、演じ続けることを誓った。

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写真提供：（C）日テレ