TOMORROW X TOGETHER 日本での初ドーム公演はダブルアンコールも! 約4時間完走

2023.7.3 17:30

韓国の5人組グループTOMORROW X TOGETHER(SOOBIN, YEONJUN, BEOMGYU, TAEHYUN, HUENINGKAI)は、デビュー後2回目のワールドツアーの日本公演『TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT : SWEET MIRAGE> IN JAPAN』の追加公演を、日本での初ドーム公演として京セラドーム大阪で7月1日、2日に開催した。

これまで日本公演は大阪、埼玉、横浜、名古屋の4都市8公演、世界では韓国・ソウルをはじめ、アジアやアメリカ6都市で開催。アメリカ・ロサンゼルスではBMOスタジアムで開催されたため、このツアーはTOMORROW X TOGETHERにとって、初めてのドーム進出と初めてのスタジアム進出を同時に成し遂げたことになる。また、7月5日には日本2ndアルバム『SWEET』が発売される。

(P)&(C) BIGHIT MUSIC

特別な想いのドーム公演に、「感慨深い」

京セラドームという5万人規模の会場を埋め尽くしたファンの前に堂々と登場したTOMORROW X TOGETHER。1曲目に披露した『5時53分の空で見つけた君と僕 [Japanese Ver.]』で、会場は熱気に包まれた。BEOMGYUは「京セラドームでの公演、感慨深いですね。こんなに大きな会場でみなさんとお会いできて本当にうれしいです」とドーム公演への思いを話した。そしてドーム規模だからこそより感じられるのはMOA(ファン)の掛け声だ。『Cat & Dog』をはじめ、曲に合わせて発するMOAの掛け声は、一層勢いを感じられるものとなった。また、このドーム公演のためにメンバー5人の意見で追加したという曲や追加演出が披露され、さらに魅力あふれたステージとなった。

新たな演出や追加曲でファンを魅了 トロッコやバラをくわえて・・・

『LO$ER=LO♡ER』ではドームならではのトロッコに乗って、ファンの近くを通りながらバックステージに移動した。トロッコの演出についてYEONJUNは「あまりにも大きい会場なのでMOAの皆さん、ひとりひとりとちゃんと目を合わせることができなかったので、トロッコに乗ったときMOAのみなさんをもっともっと見ようと頑張りました」と話している。

『Magic』では、今回の公演ではダンスブレイクも披露。これにネット上でファンは「最高すぎた」「Magicのダンスブレイク念願だった」などと反応を見せた。さらに『ひとりの夜(Hitori no Yoru)』や『君じゃない誰かの愛し方(Ring)』など日本語曲が追加披露された。

そして、ファン絶叫の見せ場が追加されたのは『Good Boy Gone Bad [Japanese Ver.]』。それは間奏の静寂の中…BEOMGYUがバラの花を取り出して、口にくわえた。そして火をつけ、バラが燃え上がるという演出だ。その瞬間、会場は大歓声に包まれた。この演出は、『Good Boy Gone Bad』が収録されている、TOMORROW X TOGETHER 4th Mini Album『minisode 2: Thursday’s Child』のコンセプトフォトやティーザーで披露されたものを彷彿(ほうふつ)とさせた。

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アンコールはサプライズ曲で ネットでも話題に

アンコールでは、『Farewell, Neverland』、『Blue Spring』などバラード曲をしっとり歌い上げた。そして、京セラドーム公演で初披露となった『紫陽花のような恋 (Hydrangea Love)』をサプライズ披露。この曲は、7月5日(水)発売の日本2ndアルバム『SWEET』に収録。シンガーソングライターの優里が作曲・作詞を担当していて、7月15日(土)より放送・配信スタートの日本テレビ連続ドラマ『最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~』の主題歌に決定している。この曲について、ネット上でファンは「大号泣」「ひいき目なしに良い曲」など盛り上がりを見せた。

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ドーム公演への想い・・・ダブルアンコールも!

SOOBIN「僕はデビューの前からドーム公演へのロマンが大きかったです。とても遠い未来のように思えていましたし、とても大きな夢のように思えて口には出さなかったんですけど、早い時期にMOAのみなさんでいっぱいのこのドームに来ることができて本当にうれしいです。これで良いのかなと思えるくらい、今年この地球で誰よりも僕は幸せだったと思います。MOAのみなさんのお陰です。本当にありがとうございます」

HUENINGKAI「まずは2日間幸せな思い出を作ってくださってありがとうございます。確かに僕は愛されているんだなということを、しっかりと感じました。MOAのみなさんと家族の愛がいっぱいあるからこそ、この場に立てているんだと思います。いつも感謝しています。僕の体中の細胞がMOAのみなさんを愛していると言っています」

BEOMGYU「初めて京セラドームで公演をすると聞いたときに、このドームの会場がMOAのみなさんでいっぱいになる光景を想像できませんでした。MOAのみなさんが、いつこんなに増えたんだろう思うと、とても不思議ですし、多くのMOAのみなさんが見ていてくださることがとても不思議でした。2日間、本当に楽しくて幸せでした。実は前回のツアーの時に、“次のツアーの目標は何ですか”と聞かれて、“もっと今より元気に幸せな気持ちでメンバーとステージに立ちたい”と言いました。メンバーと大勢のMOAのみなさんのおかげでその目標がかなっていると思います。僕を幸せにしてくれてありがとうございます。僕たちもMOAのみなさんのことを幸せにするために努力します」

YEONJUN「言葉には聞いていた京セラドーム、夢のステージの一つだったんですが、昨日と今日MOAのみなさんでこの会場がいっぱいになりました。僕の愛するみなさんと、この大きな会場をいっぱいにできて、とても幸せだと思います。こんな瞬間を作ってくれたMOAのみなさん、本当にありがとうございます。スタッフのみなさんにも感謝しています。そしてこれからもさらに多くのファンのみなさんと会えればうれしいです」

TAEHYUN「実は京セラドームの公演が発表になった時、MOAのみなさんの歓声を裏で聞いていました。それからずっとこの公演をしたいと思っていたのですが、期待以上に楽しいですね。そして僕たちも京セラドームで、どんな公演をしたら良いかと、考えて元々の計画はなかったんですが僕たちメンバー5人の意見で『ひとりの夜(Hitori no Yoru)』、『君じゃない誰かの愛し方(Ring)』、『紫陽花のような恋(Hydrangea Love)』も含めてお見せしたいと思いました。なのでみなさんの心に残って気に入っていただいたと思っています。そしてさらに次にまた素敵なセットリストを持って戻ってきます。みなさん4時間近く応援してくださいました。それだけでも大変だと思うのにお疲れ様でした」

コメント後、アンコール曲『Our Summer』を披露しステージを後にしたが、MOAの盛り上がりは消えることがなかった。会場はダブルアンコールへの掛け声と熱気に包まれ続け、メンバー5人が、またステージに戻り『Ito』を歌い上げステージの幕は閉じた。

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【 TOMORROW X TOGETHER PROFILE 】
韓国の5人組グループで、メンバーはSOOBIN、YEONJUN、BEOMGYU、TAEHYUN、HUENINGKAI。“それぞれ違う君と僕がひとつの夢で集まって共に明日を作って行く”という意味がグループ名に込められている。デビュー前から全世界に注目され、2019年3月にリリースした韓国デビューアルバム『THE DREAM CHAPTER: STAR』は、全世界44の国と地域のiTunes TOP ALBUMチャート1位を獲得した。ファンの愛称はMOA(モア)。

写真:(P)&(C) BIGHIT MUSIC

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