はなわ家3兄弟の長男・元輝君が実家を離れ新社会人に　密着8年間の“旅立ち”にスタジオ中がウルウル

お笑いタレント・はなわの長男・元輝くんが、大学卒業を機についに旅立ち。番組ではその様子に密着し、成長を見守ってきた出演者は涙に包まれた。

番組が8年間密着してきたはなわ家。月の食費は20万円と、とにかく食欲旺盛な3兄弟だった。当時4歳だった三男・昇利くんはこの春から中学生に。8年前は食いしん坊で丸々としていた二男・龍ノ介くんは学園祭でバンドを組み、高校生活を満喫中。

そして14歳だった元輝くんは、大学を卒業。山口県下関市にある東亜大学の内定をもらい、大学で柔道のコーチ兼、講師として働くことに。春からは家族と離れ1人暮らしすることになった。

元輝くんといえば中学3年の時に全国3位に輝き、強豪、佐賀工業高校に進学しキャプテンとして、大将としてチームを全国の舞台へ導いた。3年生の時には個人で全国ベスト16入りして国士舘大学に入学した実力の持ち主だ。

しかし、高校1年の時に負傷した左足の前十字靱帯（ぜんじゅうじじんたい）が再び悪化し、大学4年間で試合に出られたのは3回のみ。悔しい思いの中、主務としてチームのサポート役に徹していた。

そんな彼が、10月に行われる国体に『ふるさと選手制度』で佐賀代表として出場が決定。「選んでもらって、もうやるしかない」と練習を重ねて試合に出場したが、結果は2回戦敗退。学生柔道は幕を閉じた。

本人は「自分の実力はもう出せたんじゃないかな」と言いつつも悔しそうな表情。そこに今回のコーチで佐賀工業時代の恩師である原田先生が「よかったよ、内容すごく良かったぞ。全然互角だったぞ。出せたから良いんじゃないか、お前の柔道」と声をかける場面も。

大会を終え、別れの日が近づくはなわ家では、元輝くんを送り出す夕食の準備をしていた。母・智子さんは「元輝が好きな手羽先が食べたいんだって。山口行ったら作れなくなっちゃうね～」と、特製ホロホロ手羽煮1.5kgや、はなわと次男・龍ノ介とともに元輝くんの大好物をたっぷり用意。家族でにぎやかに食卓を囲んだ。

そしてついに旅立ちのとき。

はなわが「頑張って、元輝ね」と声をかけると、元輝くんは「お父さん、今まで育ててくれてありがとうございました。感謝でいっぱいです」と言い、続けて「お母さんも、ずっと思ってくれて成長することができました。本当にありがとうございました」と思いを伝えると、智子さんの目には涙が光っていた。

はなわは「大変だと思うけどこれから新たな人生、分かんないことだらけだと思うけど試行錯誤しながら頑張って」とエール。元輝くんは出発し、新生活をスタートさせた。

長年、成長を見守ってきた出演者も一同感動。ギャル曽根は「いや～感動しました。子供が巣立っていくってこういう感じなんだと思って。やっぱ、もう昔から見てるんで」とウルウル。トム・ブラウンのみちおも「はなわさんの家族なんで感情移入しちゃって。同じ事務所で先輩で、普通の感情ではみられなかったです」と感想を述べた。

すると、相方の布川ひろきが「みちお、龍ノ介くんがギター弾いてるとこあったじゃないですか。そこくらいから、もう泣き出してた」と、かなり早い段階で泣いていたことを暴露。司会の有吉弘行に「早いな、ちょっと早い」とつっこまれるとスタジオは笑いで包まれ、和やかな雰囲気となった。

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写真提供：（C）日テレ