【速報】ハンバーガー日本一決定戦『Japan Burger Championship 2023』 決勝ラウンド第2試合は『因縁の対決』
2023.6.11 16:40日本一のハンバーガーを決定する大会『Japan Burger Championship 2023』の決勝ラウンドが横浜赤レンガ倉庫で行われている。entaxでは決勝ラウンド第2試合の様子をお届けする。決勝では指定食材となっているラムウェストン社の冷凍ハッシュポテト「ポテトスティックス」を使って90分以内(予選は60分)に作り上げることがルールとなっている。
■決勝ラウンド第2試合は予選2位『潮見Skippers’』VS予選1位『Burger BigBang PJ』
予選2位の『潮見Skippers’』は、人形町の名店「BROZERS’」で修行を積んだヘッドシェフの東條正寿が、2017年にオープンした店舗。予選ではカツオと昆布の合わせ出汁を使い、アメリカ産プライムビーフのひき肉とヒレの2層パティを挟んだ『潮見スキッパーズ that`s チーズバーガー』で8.83ポイントを獲得した。
一方予選1位の『Burger BigBang PJ』は、最盛期は年商1.4億円だったという伝説の名店『Baker Bounce 三軒茶屋』の創設者・渡邊貴広が、新たな旅の舞台に選んだキッチンカー業態の店舗。予選ではバンズに切り込みを入れチェダーとゴーダの2種類のチーズを差し込み、野菜にもチーズを散りばめた『ビッグバンチーズバーガー』を作り上げ、唯一の9点台、9.10ポイントを獲得した。
ちなみに、この2組は予選でも相まみえており、文字通り『因縁の対決』となった。
『潮見Skippers’』は2つの異なる部位を使い、味と食感に違いが出るという2層のパティを用意。チリソースをかけ、野菜とパティと指定食材であるハッシュポテト『ポテトスティックス』を載せたシンプルなハンバーガーを試合中に何度も試作・試食。その場で味の方向性を微調整していくというこだわりを見せた。最終的に完成したのは、2種類のチリソースが特徴的で、野菜の色味鮮やかなバーガー『スイートチリチーズハッシュ』。
一方『Burger BigBang PJ』は、塩もみしたとうもろこしとレタスをそのままグリルに入れ、まるでわら焼きのような手法で調理。さらに玉ねぎ、コンビーフ、刻んだチーズと指定食材であるハッシュポテト『ポテトスティックス』を合わせたものや、肉厚なサーロインステーキをグリルで焼くなど、様々な食材・手法で周囲を驚かせた。そしてパティ、コンビーフ、サーロインステーキを挟み込んだ、肉肉しさ満載のバーガー『ハッシュドクランチMEAT BOMB』を完成させた。
『潮見Skippers’』ヘッドシェフ・東條正寿は「五感全部を刺激し、ヨーグルト、バニラの味で全体的な統一感を出しました。」とコメント。
『Burger BigBang PJ』ヘッドシェフ・渡邊貴広は「西洋にない素材の組み合わせで味わうバーガーを意識して作りました。肉爆弾みたいな感じですね。全部お肉なので一口ごとに違う味わいが続くバーガーです。」と答えた。
これで『Japan Burger Championship 2023』の全試合が終了し、現在最終審査が開始されている。果たして栄冠をつかみ、世界大会の切符を手にする店舗はどこになるのか。
entaxでは優勝速報も配信予定だ。
『Japan Burger Championship 2023』
今年2回目の開催となる日本一のハンバーガーを決める大会。全12店舗でハンバーガーの完成度を競い、優勝チームは、世界大会『World Food Championships』内の『World Burger Championship』ハンバーガー部門に日本代表として挑戦。会場では、大会出場店舗のハンバーガーを食べることができるほか、コラボグッズや人気アパレルなどの物販やドリンクも販売する。
<期間>
2023年6月9日(金)~11日(日)※雨天決行(荒天候時は中止)
6月9日・10日 11:00~20:00(閉場21:00)
6月11日 11:00~17:00(閉場18:00)
<場所>
横浜赤レンガ倉庫 (神奈川県横浜市中区新港1-1)
<入場料>
無料(※飲食は有料となります。)
<販売店舗>
ハンバーガー、フライドポテト、ビールなど計22店舗
<URL >
公式HPはこちら
<Instagram>
公式Instagram (@jburger_2023)