BTS・SUGA　「会話する間、幸せでした」坂本龍一さんとの楽曲制作の思いを明かす

世界を舞台に活躍する7人組グルーバルグループBTSのSUGAが２日深夜放送の『バズリズム』に出演。現在、ソロとして活動し、アメリカ・アジアをまわるワールドツアー開催中のSUGA。今回は6月２日から３日間行われる日本公演のため来日。番組ではBTSファン100人にインタビューを行い、『SUGAに今聞きたい10のこと』をテーマに番組MCのバカリズムが質問を投げかけた。

そのひとつ、『坂本龍一さんとの楽曲制作　キッカケは？』という質問にSUGAは、「子どもの頃（映画・ラストエンペラーを観て）坂本龍一さんのファンになりました。そして、私が幼い頃、作曲をする際にサンプリング（再構築）をするときがあるのですが、坂本龍一先生はサントラ曲がメインですので、そのサントラで幼い頃たくさん練習しました。坂本先生の曲をたくさん演奏もしました」と語った。

そして、「体調が芳しくないとお聞きしたので、お会いしてお話をしたいと思っていたのですが、偶然NBAイベント（SUGAは北アメリカの男子バスケットボールプロリーグのアンバサダーも務めている）に来られて、体調が優れないにもかかわらず私に会ってくださって。会話をする途中に『Snooze』という曲をある程度完成させた状態で、先生にもしご迷惑でなければ“ピアノに参加していただけますでしょうか？“と聞いたのですが、とても快く引き受けてくださいました。尊敬する先生です」と感謝の気持ちを伝えた。

バカリズムが「実際、会ってみてどんな感じでしたか」と坂本さんの印象を聞かれると、「とても素敵な大人だと考えましたし、歳を重ねていらっしゃるけれど、私の父より年長でいらっしゃるにも、とても考え方がおしゃれ」さらに、「初めてお会いしたのですが、とても昔から知っていたような気がしました。なので、とても会話する間、幸せでした」と亡き坂本龍一への思いを語った。

インタビューの最後にSUGAは「僕は度々、日本に来たいですね。公演もたくさんしたいです。今回３公演しかできなくて惜しい。今度日本に来ることになったら７人でツアーをできる日を待っております」と日本のファンにメッセージを送り、トークを締めくくった。

写真提供：（C）日テレ