天才ピアニストますみ＆竹内 神奈川県茅ヶ崎市で今が旬の“湘南ポモロン”を堪能「肉厚！」と大絶賛

お笑いコンビ・天才ピアニストの竹内知咲とますみが、27日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。番組MCの宮川大輔と共に神奈川県茅ヶ崎市を訪れ、湘南生まれの極上トマト『湘南ポモロン』を味わい尽くした。

5月は最もトマトの出荷量が多く、今が旬の野菜。名人が作っている“湘南ポモロン”は、イタリア語でトマトを表す『ポモドーロ』と、縦に細長い見た目から英語で『ロング』の文字を掛け合わせた“ポモロン”と呼ばれる新品種。

トマトには生食用（加熱すると水っぽくなってしまう）と、加工用（酸味が強く生食には向かない）の2種類がある。しかし、湘南ポモロンは両種のいいところを掛け合わせたもので、生で食べても加工してもおいしいのが特徴だという。

その後、湘南ポモロン・レッドを試食する3人は、普段食べているトマトとの違いに驚嘆。宮川は「肉厚！　でも水々しいし、これほんまに（生色と加工の）間ですね、わかんないですけど」とコメントし、笑いを誘った。

また、赤色だけでなく金色の『湘南ポモロン・ゴールド』もあり、酸味は控えめでフルーティーな味わい。一口食べたますみは「ポモロン嫌いな人いてないですね、旬ですね」と上沼恵美子のモノマネでコメント。また、「トマトのガツんとした酸味よりフルーティーで食べやすいですね、おいしい！」と竹内もポモロンの甘さに驚いていた。

続いて、ポモロンのフルコースを堪能。まずはハワイ料理の定番『ポキ』に湘南ゴールド・レッドを使用した、色鮮やかな『トマポキ』から。トマトとアボカド、マグロを細かく刻み、麺つゆ、お酢、ごま油で味付けしたもの。トマポキを食べた宮川は「うわー、うまい！！　ドレッシングとか味付け、組み合わせによってめちゃくちゃおいしい」とコメント。竹内は「（肉厚で）食べ応えがある」と食リポをした。

2品目は名人イチオシの『ソテー』で、半分に切ったトマトを火にかけ、味付けは塩こしょうのみでいただく。一口食べて竹内は「え…、全然違う！　生で食べた時と全然違う、全く別もの！」とコメント。ますみ、宮川も「うまーい！！」と加熱したポモロンを大絶賛。

3品目は『肉巻き』。豚肉でトマトを包み、お酒、みりん、しょうゆ、砂糖で甘辛く煮詰めたもの。肉巻きを食べたますみは「めちゃくちゃおいしい！（トマトを）しっかり焼いていたけど、肉厚で食べ応えあってうまい！」とコメント。竹内も「何個でも食べられる！」とそれぞれ称賛の声が止まらない。

4品目は茅ヶ崎の人気店『ピザヤ ショーチャン』のシェフ・瀬川慎平さんの作る『アランチーニ』。アランチーニはイタリア発祥のライスコロッケ。まずは、ご飯の芯をちょっと残して固くするため、お米を洗わずにフライパンでいためる。そこにみじん切りした玉ねぎを入れさらにいため、炊飯器に入れる。炊飯器にポモロン・レッドとオレガノ、コンソメ、桜エビを入れ、一緒に炊く。ソース作りでは、オリーブオイル、塩、ポモロンを煮込んだものをブレンダーで潰す。さらに、ザルで裏ごしすると、滑らかな食感の“黄金のトマトソース”が完成。「ちょっと待って、ほんまに、これが一番おいしいかもしれない」とソースを食べたますみが絶賛する中、「飲みます？」と宮川が名人に尋ねるも「大丈夫」と断られ、現場は笑いに包まれた。

お米が炊き上がると粉チーズを入れて混ぜ、お米が固まりやすい状態にする。さらに、モッツァレラチーズを中に包み込み、おにぎりのように握る。衣をつけてカリッと揚げれば、アランチーニの完成。実食した宮川はアランチーニの味にとても感動し、「ピザヤ ショーチャンの横でアランチーニ屋もやってほしい」とコメント。「アランチーニのショーチャン」とますみが返し、作ったシェフは満面の笑顔だった。

最後に、今回の乾杯メニューは、『ピザヤ ショーチャン』のシェフが作る『ペスカトーレ』。ペスカトーレはイタリア語で漁師という意味で、魚介とポモロンを合わせた絶品の一品。ソースはアランチーニにも使用した“黄金のトマトソース”。「ポモロンは旨味がすごい」「他の具材に（ポモロンが）負けない」などポモロンを大絶賛した。

実食が終わり、「すごいトマトを作られていますね」と宮川からいわれると、名人は満足そうな顔で「ポモロンを始めた時に目標として（青空レストランに）出られたらと思っていました。（撮影は）緊張しましたけど、楽しかった」と話した。しかし、「ほんまに楽しかったですか？」と宮川は名人の反応を心配していた。名人は「テンションが低いので」といいながらも、満面の笑みでロケを締めくくった。

写真提供：（C）日テレ