久間田琳加、初日前夜にエゴサーチ「こうやって広がっていくんだ」ファンに感謝

2023.5.15 20:00

俳優の久間田琳加が12日、都内で行われた映画『おとななじみ』（高橋洋人監督）の初日舞台あいさつに、共演の井上瑞稀（HiHi Jets/ジャニーズJr.）、萩原利久、浅川梨奈とともに出席。自身に驚きのキャッチコピーをつけ、イベントを盛り上げた。

映画は、両片思いの幼なじみ2人の進展しそうで進展しない恋模様を描いたラブコメディーで、漫画家・中原アヤの同名作が原作。井上と久間田のダブル主演作で、純粋で素直すぎるため恋愛には鈍感な超残念男子・青山春（通称：ハル）を井上が、ハルを一途に思い続けるも伝わらず、やきもきしてハルの世話を焼くオカン系女子・加賀屋楓を久間田が演じる。

映画初主演となる井上は、公開初日を迎えた心境を「素直にうれしいですね。公開日をすごく待ち遠しく思っていたので、非常に感慨深い。まさか自分が主演映画を撮ることができるなんて思ってもみなかったので、無事に公開できて、まずはホッとしています」と語った。

「昨日の夜、すごくソワソワして眠れなくて…」と話す久間田は「深夜の1時くらいに、作品の名前でエゴサーチをしました。そしたら皆さんが“公開日、おめでとうございます”ってSNSでたくさんつぶやいてくれていて。“こうやって広がっていくんだ”って思いましたね」とファンの支援に感謝した。

登場人物が『超残念男子』『オカン系女子』などと形容されていることにちなみ、「自身にキャッチコピーをつけるなら何になる？」と聞かれると、井上は「超省エネ男子」と回答。その理由を「基本的に休みの日はベッドから出ないですし、ダンスの振り付けも体を動かさずに覚えるんです。目で見て首だけを動かして覚えるのは、省エネ男子かなと。フラッシュモブのシーンとかも目で見て覚えていたりしていたら、スタッフさんに“井上が全然覚えないから”って心配されていたらしくて」と明かして笑わせた。

久間田は、同じ質問に「肉食系女子」と驚きのワードを口に。真意を測りかねている共演者を横目に「いろんな“肉食”が世の中にあると思うんですけど、お肉を食べることが大好きな肉食系女子。現場のお弁当も決まってお肉を選ぶし、自分へのごほうびのご飯も絶対に焼き肉に行く。お肉がないと生きていけない」と説明した。

主人公のハルが劇中で「千円が復刻（宣戦布告）」「閉店の関取（青天の霹靂＜へきれき＞）」などと覚え間違いをしていることから、「今まで覚え間違いをしていたこと」を質問されると、井上はトウモロコシを「トンコロモシ」と勘違いしていた過去を告白。「それこそスーパーでも“トンコロモシ”って言っていましたね。訂正されたのは、小学生の時だと思います。ずっとそうだと思っていたので、（訂正された時は）恥ずかしかったです」と、かわいらしいエピソードを語って観客を和ませた。

最後に登壇者全員で鏡開きを行い、初日を祝った。

映画『おとななじみ』
絶賛公開中
配給：東映