ヒコロヒー　「5ドルぐらいしか無かった」下積み時代アメリカのハンバーガーショップで起きた奇跡に号泣

お笑い芸人のヒコロヒーが5日放送の『Google Pixelpresents ANOTHER SKY（アナザースカイ）』に出演し、5年前に先輩のライブの手伝いでグランドキャニオンを訪れた際にハンバーガーショップで経験した胸が熱くなるエピソードを披露した。

アメリカの旧国道“ルート66”を走る車の中で、当時のことを「アメリカ来た時に、お金なくて、多分5ドルぐらいしか無かったと思うんですよ」と切り出した。続けて「でも、めっちゃお腹空いてるから“なんか食べたい”って、コンビニも全部閉まってて唯一空いてたのが、そのハンバーガーショップで…」と空腹だった時の気持ちと共に当時を振り返った。

その後、そのハンバーガーショップに着くと「5ドル見せて兄ちゃんに、“ちょっと5ドルで食えるもんください”って言ったらその兄ちゃんが奥に戻って、いっぱいのハンバーガーと、いっぱいのアップルパイを持ってきてくれたんですよ」と思い返した。さらに「（ヒコロヒーが店員に）“あの5ドルしかないって言ってるやん。5ドルしか払えへんから無理やねん”って言ったら “全部無料だよ。すべて僕からのギフトだよ”って言ってくれたんですよ」と店員の行動に感動し「もうウチらギャンギャン泣いて“うぇーんありがとう”みたいな」と、いわば恩人のような店員がいたことを語った。

その時の恩返しのために、“いっぱい買おう”と思っていたものの到着すると、お店は空いておらずクレーンなどが数台あるその光景に「絶賛取り壊し中やん！」とツッコミを入れスタジオからは笑いが起きた。MCの中条あやみが「後で調べたところ潰れたわけではなく、ただ改装中だったそうです」と補足。それに対し「改装中の潰し方じゃなかった」と笑いながらコメントし締めくくった。

写真提供：（C）日テレ