なかやまきんに君　 “アメリカでの夢がかなわない” 吉本興業退所は甘えと焦りの葛藤の末だった

お笑い芸人でボディビルダーのなかやまきんに君が14日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』に出演。アメリカへの筋肉留学と事務所退所の真意を明かした。

当時仕事が順調だったにも関わらず、筋肉留学を決意したきんに君。「筋肉留学に行った理由は2つありまして」と振り返り、「1つは、17歳の頃に始めた筋トレで、ベニスビーチとかロサンゼルスというのは“筋肉の聖地”と言われてますので、実際に生活してみたいなっていうのが夢で1個あったんですよ」と回顧。さらに「もう1つは、ハリウッドもありますので、ハリウッドの映画とかオーディションを受けたいっていうので、この2つの理由で留学に来ました」と、大きな夢を明かした。

しかし、留学中に勉強のし過ぎでやせ細ってしまい、帰国後は仕事が激減。体を鍛え直しボディビルの大会で結果を出すにつれ、仕事は徐々に増えていったが、そんな最中、2021年に吉本興業を退所し独立した。

そのことについてきんに君は「僕の中ではまだ筋肉留学が終わってないと言いますか、まだ挑戦途中と言いますか」と胸の内を明かし、「吉本興業さんにいさせてもらったら、すごいサポートもあったり、アドバイスもらえる先輩もいたりとか。“このまま3〜5年経てば、このアメリカでの夢はかなえられているかな”って思った時に、ちょっと油断したりとか、いい環境に甘えてしまってるんじゃないかっていうのがあったんですね」と、恵まれた環境だからこそ、焦りを感じたことを告白。

「なので、独立すれば、その危機感も感じたりとか。“そういったことがないとアメリカでの夢がかなわないんじゃないかな”っていうのがありまして、思い切って独立というところを選びました」と、周囲を驚かせた決断の真意を語り、締めくくった。

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写真提供：（C）日テレ