有吉弘行「人ごとではない」メンタルの病気を経験した芸能人が『パニック症』『会食恐怖症』体験談を語る

お笑いタレントの有吉弘行がMCを務める『有吉の！みんなは触れてこないけどホントは聞いてほしい話』が15日に放送される。この番組は、「この話、取り扱い注意！じゃないの!?」と周りが触れにくい話を、体験者が晴れ晴れ（はればれ）語る新感覚トークバラエティーで、ゲストの生々しい体験談が次々と披露される。周囲に気を使われがちな芸能人が、『本当は聞いてほしいあの話』を明かし、そのリアルを通して現代人が学ぶべきエピソードと教訓を楽しく伝える。

今回話を聞いてほしい芸能人は、メンタルの病気を経験した3人。今や日本人の50人に1人は発症する可能性がある『パニック症』や、外食ができなくなる『会食恐怖症』について、サクッと解禁。

演歌歌手として舞台に立っていた大江裕さんは、ある日ステージ上で突然、胸を「ドンドン！」と叩かれるような動悸に襲われる。その日以来、大江はステージに立てなくなってしまったという。「景色がモノクロに映るように･･･」と体に変化が訪れた大江は、引きこもり生活に突入。果たしてその詳細とは。引きこもり生活が続くなか、師匠の北島三郎に事務所に呼び出された大江。そこでかけられたという言葉に、有吉は「すごすぎない!?」と驚きの声をあげる。

漫才師として関西の新人お笑い賞も次々と受賞し、人気も上向きだった中川家。ある日、舞台直前に剛さんの手が震え、頭はクラクラ、呼吸もできなくなってしまったという。その後、漫才中にステージを逃げ出すこともしばしばだったとか。周りの人達にも病気を理解してもらえない引きこもり生活。首のまわりを覆う布に圧迫感を感じるため美容院には行けず、髪も伸び放題。そのなかで立ち直るきっかけとなったのは、ある大御所芸人との出会い。そこで大御所芸人がまさかの行動に出る。

ZIP!お天気キャスターとして活躍する小林正寿は、大学生のころ会食恐怖症に襲われる。家族で食事に行っても、レストランに入れず1人外で待機していたという。小林が会食を避けるために行った信じがたい工夫を、会食恐怖症のリアルな実態とともに明かす。

メンタルの病気を経験した芸能人が、『メンタルの病気になったきっかけ』『一番ヤバかった頃の生活の話』『私はこうして立ち直りました』『再発の不安とどう向き合う？』という4つのテーマをもとに、自身の経験を明るく語り尽くす。

【有吉弘行コメント】
こういう機会があったからこそ聞けた興味深い話。ゲストの皆さんは治ったし治し方も知っていて楽しく喋ってくれたんで、気を使うところもあったけど、良く理解できました。自分がなったり、周囲の人がなった時の対処法もわかりました。治るきっかけは人それぞれだし、大きな手術がある訳でもないし、なるのも治るのもちょっとしたことなんだと思うと本当に人ごとではない。誰かの助けがあった方がいい病気だとすると、僕もちょっと人付きあいを増やそうかと思いました。

【放送日時】
2023 年 4 月 15 日(土)22 時 00 分～22 時 54 分　日本テレビ系にて放送

【出演者】
有吉弘行
MEGUMI
田中卓志（アンガールズ）
西野七瀬

＜ホントは聞いてほしい話を持つ芸能人＞
大江裕
小林正寿
剛（中川家）

写真提供：©日テレ