唐沢寿明、町田啓太のような“王子様”キャラの時代があったと熱弁するも…!?

2023.4.1 19:30

俳優の唐沢寿明が31日、有楽町朝日ホールで行われた『連続ドラマW フィクサー Season1』(4月23日からスタート)の完成披露イベントに、共演の藤木直人、町田啓太、内田有紀、小泉孝太郎、要潤、小林薫、西浦正記監督らとともに出席。緑色の衣装を着て登場した唐沢は「まりもっこりです。役柄ですよ…!」と会場を沸かした。

政界、財界、法曹界など、どこの世界にも必ず裏や闇がある。金とそれに群がる人間たちの悲喜劇とその裏で暗躍する“フィクサー”の活躍を描くこの作品は、Season3にわたる大型オリジナルドラマシリーズ。主演の唐沢は「俳優ってすごいなと思い感心しました」と話し、自身の役については「気持ち悪い役」と語り、笑いを誘った。 

左から唐沢寿明、藤木直人、小泉孝太郎

西浦正記監督は作品の魅力を聞かれて「俳優さんのお芝居が素晴らしいので、集中して見てほしい。ちょっとした表情のリアクションをしていて、その表情がSeason2に繋がってくるということが、各キャラクターにあるのでぜひ注目してほしい」と答えた。唐沢の役所については「いかに謎の人物にできるかと気をつけて演出した」と話した。また「謎めいた人物の要素として今回すごく笑ってもらっている。ニヤリと笑ったり、高笑いだったり、色んな種類の笑いを意識的に演じてもらっている」とコメントした。

西浦正記監督

また唐沢は、共演者の町田啓太に向かって「僕にも町田くんみたいな時期があったんですよ。こう見えても王子様と言われていたことがあった」と切り出し、「王子様に点がついて“玉子”になって、今は“キモい”になった」と悲しげな表情を浮かべた。それについて町田は「僕も“玉子”を目指します」と宣言。唐沢は「まずは玉子を目指して行って、最終的には俺みたいにキモくなって」と話している中で、共演者の内田有紀が「何の話? 何の助言ですか、先輩!」とツッコミを入れ、会場が笑いに包まれた。

左から小林薫、内田有紀、町田啓太、唐沢寿明、藤木直人、小泉孝太郎、要潤、西浦正紀監督

伝説のフィクサー役・西田敏行からのメッセージ動画では「唐沢くんとは付き合いが古くて、地上波では『白い巨塔』というドラマを一緒に作り、凄い視聴率をとった。このコンビがまた一緒に共演するわけですから、笑いが止まりません」とコメントを残した。それについて唐沢は「西田さんは素晴らしい。西田さんもこの役をやりたかったと話していた。最後のSeason3まで見てもらったらわかる“ヤバい役柄”なので」と話し、「全部言いたいがネタバレになってしまう」とコメントした。

最後に唐沢が「Season1を見終わったらすぐにSeason2が見たくなると思う。この作品は最後まで絶対見てほしい」と語った。

『連続ドラマW フィクサー Season1』メインビジュアル

4月23日(日)初回放送&配信スタート(全5話)[第1話]無料放送
【WOWOWプライム】【WOWOW 4K】【WOWOWオンデマンド】
公式サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/fixer1/

『連続ドラマW フィクサー Season1』

出演:唐沢寿明 藤木直人 町田啓太 小泉孝太郎 要潤 吉川愛 ⻫藤由貴 駿河太郎/ ⻄田敏行(特別出演)/ 永島敏行 富田靖子 陣内孝則 内田有紀 小林薫

日本を動かすのは、総理か、黒幕か――。唐沢寿明を主演に迎え、連続ドラマW第1弾「パンドラ」の脚本家、井上由美子がフィクサーを主人公に描くオリジナルドラマ。

ある夜、総理大臣を乗せた車が事故に遭い、死亡した運転手には飲酒運転の疑惑が……。さらに、新薬の認可をめぐる密約スキャンダルとの関係性も疑われ始める。そんな中、事故の対応に追われる総理の秘書官・中埜弘輝(藤木直人)に近づくひとりの男がいた――。「フィクサー」とも呼ばれるその男の名

は設楽拳一(唐沢寿明)。拳一は過去にも不祥事をもみ消し、今回の事故直前にも総理と電話で話をしていたのだった。果たしてこれは偶然の事故なのか?欲望がうごめく政界で仕組まれた事件なのか?副総理の須崎一郎(小林薫)は昵懇の仲にある闇のフィクサー、本郷吾一(⻄田敏行)と密談を重ね……。そして、取材に没頭する新聞記者の渡辺達哉(町田啓太)のもとに何者かからタレコミ情報が入る。その後、総理は辞任に追いこまれ、総裁選が幕を開ける――。拳一はキングメーカーとして政治家たちを手玉に取り、権力を掌中にしていく。

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