約20年前の“攻めた番組”に鳥肌!ガッツ石松の魂の叫びと伊集院の涙
2023.3.30 20:00真っ白い部屋に招かれた、ガッツ石松(当時52歳)。迎えるのはテリー伊藤。このあと、スタジオで奇跡が起こる…。
日本テレビのライブラリーに眠る貴重な映像を掘り起こす配信オリジナル番組『神回だけ見せます!』。新たに配信がスタートしたシーズン3で、2002年5月に放送された『マスクマン!(ゲスト:ガッツ石松)』がTVerにて無料配信されている。
『マスクマン!』は2002年に半年間放送された深夜バラエティ。“神回”として紹介されているのは、その中のコーナー『異人たちとの夏』。ゲストが、モニターに映し出されるCGキャラクターと会話をする。CGで再現されるのは、過去の自分や、亡くなった恩師、家族という異色の企画だ。
■CGキャラのあおりにマジギレするガッツ石松
最初にモニターに現れたのは、若き日のガッツ石松。本人を前に、いきなり叱り始める若き日のガッツ。「ピカピカのチャンピオンだっただろ。なぜ後継者を作らない」「選挙に出てKO負け」と散々にけなす。ガッツはムキになり「総理がコロコロ変わる国でいいのか」と反論。選挙と映画製作で失敗し、借金を抱えていたことをなじられると、「2回も3回もパンチもらわないから見てろ。いつかどっかで成功するから」と返す。
■CGでよみがえった母にガッツが涙 古い千円札の秘密とは
さらにモニターには、すでに亡くなっているガッツの母、鈴木ハツさんが登場。ここでテリー伊藤は、ガッツがずっと大事にしているという古い千円札を持ってくる。昭和40年まで発行されていた聖徳太子の千円札。ガッツが実家を去る時に、母が手渡してくれたという。女性ながら道路工事の仕事などを請け負い、ガッツたち兄弟を育ててくれた母。「母ちゃんバカにされたじゃねえか、見返すために勝たなくちゃいけない」と、人生の原動力を語り、その目からは涙があふれる。
『神回だけ見せます!』のMCはテレビプロデューサーの佐久間宣行と伊集院光。この“神回”を見て伊集院は、「実験的で冒険的」「このぐらい勝負しないと、こんな奇跡みたいな回は撮れない」と大絶賛。この番組の初放送当時は、CGで登場する若き頃のガッツ石松、恩師エディ・タウンゼント、今は亡きガッツ石松の母を誰が演じていたか伏せられていたが、放送から22年の時を経て、『神回』で明かされる!! 伊集院光の涙の訳とは?
その他にもシーズン3では、以下の神回もラインナップされている
① ANOTHER SKY 坂上忍 in 韓国
② 大晦日スペシャル 激突!爆破!炎上!生か死か大冒険
③ 全日本プロレス中継「ジャイアント馬場 VSスタン・ハンセン戦」
④ 『音のソノリティ』
配信オリジナル番組『神回だけ見せます!シーズン3』は、民放公式テレビ配信サービス『TVer』で無料配信中。
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