憧れの新木優子との共演を夢見て、注目の俳優・宮本和奏が明かす演技の原点~小学生時代の学芸会での“悪役”秘話
2023.3.29 12:30ティーンファッション誌『nicola』専属モデルをこの春卒業した注目の新人俳優・宮本和奏さん(16)にentaxが独自にインタビュー。12歳のときオーディションでグランプリを獲得し、4年半にわたり『nicola』専属モデルとして活躍し、この春卒業。日本テレビZIP!朝ドラマ『クレッシェンドで進め』やCMに出演するなど今後は俳優としての飛躍が期待されている。前回に続き第2弾の今回は、そもそも演技に目覚めたきっかけや、ぜひ共演したいという憧れの新木優子さんへの思いなど、宮本和奏さんの知られざる素顔の魅力に迫る。
■俳優・宮本和奏×entax独自インタビュー
――映画やドラマなど好きなジャンルは?
私はコメディー系もすごく好きなんですけど、やっぱり学生っていうのもあって、学園モノの恋愛とかもとても好きで(笑)見ていてすごくキュンキュンするなって思いますし、結構昔の作品ではあるんですけど『今日から俺は!!』みたいな感じに面白い系、結構変顔とかも突っ込んであるのもすごく好きです。
――中学時代は演劇部だったそうですが演技に目覚めた瞬間は?
お芝居はもともと小学校の頃の学芸会とかを通してすごく楽しいなと感じるようになったのがまずあって、もともと人前に立つことは嫌いというよりかは楽しい方だったので、それもあってお芝居をやってみたいなと思っていました。
――小学校の学芸会ではどんな役だった?
確か小学校5年生ぐらいのときの学芸会は悪役だった気がするんですね(笑)悪役を確かやっていました。大きい役に、ちゃんとセリフのある役につきたいなというのがあって、オーディションもしっかり受けたりしていましたね。魔法の国の感じの作品だったんですけど、そのときやったやつが。その魔女みたいな。結構悪者みたいな感じでした。そのときが初めてぐらいにセリフがあったんですけど、やっぱり緊張しましたけど、達成感はありました。
――まだ覚えていますか当時のセリフは?
覚えていないです(笑)小学校5年生だったので、セリフは覚えていないんですけど、舞台に立ったときお客さんとかが見える感じは結構覚えていますね。
――舞台ということは小学校の体育館?
はい、体育館でした。(同じ学年の)保護者の方とか他校の子とか知り合いがいて結構緊張したんですけど。
――好きな俳優さん、目標にしている俳優さんがいましたら教えてください
モデルさんとしても活躍している新木優子さんが私にとってずっと憧れの存在でして、モデルとしても俳優としても将来活躍していけるように頑張りたいなと思っているので、理想図として新木さんなんですけど、お芝居もしっかりできているのにモデルとしてもすごくかっこよくて、私もああいう存在になりたいなと思っています。
――新木優子さんと会ったことはありますか?
たぶんなんですけど、中1のときnicolaで撮影しているときに、隣のスタジオで撮影されていて、1秒ぐらいです。私が「あっ!」と(新木優子さんが)通っていくのを見たぐらいですね。お会いしたというより見たという感じです(笑)驚きました。1秒です。
――共演したい俳優さんは?
憧れである新木さんと共演したいなと思います。
――特技は運動、空手、サルサダンス。体を動かすのが得意ですか?
空手とサルサをやっていたのは小学生の頃なんですけど、たぶん感覚はあるだろうという感じなんですけど(笑)体を動かすことは好きで、いま高校では全然初心者なんですけどダンス部に所属していて、体を動かすことはリフレッシュ・息抜きにもなるし、すごく好きではありますね。
――空手は将来的にアクションもできるように?
空手をそもそも始めたきっかけはやってみようという感じだったので、アクションとかも全然考えてはいなかったんですけど、でもその感覚はたぶん残っているというか、蹴ったりとかというのは残っていると思うので(笑)アクションとかもかっこいいなと見ていて思うのでやってみたいなと思いますね。
――将来は新木優子さんを“蹴る”ということですか?
とんでもないです(笑)蹴ることはもちろんしないですけど、お芝居としてアクションできたらいいなって思います。
――特技を活かした表現など、やってみたいジャンルは?
やってみたいジャンルはもちろん学園モノもそうなんですけど、さっき言った変顔とか(笑)結構コメディー系というのもすごく面白そうだなって思います。やってみたいです。
――変顔は得意なんですか?
はい(笑) 得意というか好きですね。nicolaで変顔とかあるんですよ。結構nicolaのモデルさん(変顔が)得意な方が多くて、多いんですけど、私結構普段の日常でリアクションが大きいとか、表情に出やすいというのを友達とかにも言われていて、それを大きくしたら、そういうので活かせるかなと思うんですけど。橋本環奈さんとか驚いた表情がすごいじゃないですか。「うわぁ!」って開けたりとか、そういうのも挑戦してみたいなと思います。いつかそういう作品で変顔を見せられるように頑張るのでお楽しみに(笑)
――すき焼きと焼き肉・特にタン塩が好きだそうですが…
お肉大好きですね。お肉があれば生きていけるかなっていうぐらい好きなんですけど、タン塩は本当に好きなんですよ。口がさっぱりするっていうのがあるですけど、焼き加減も結構うるさいです。私はあんまり焼かない感じが好きで、本当にやわらかい感じ。タン塩はそれが一番好きです。
――最近ハマっているものは?
最近ハマっていることは腸活にハマっていて、私冷え性なんですけど、冷えは体によくないというので、あと美容もしっかりしていきたいと思って、高校でのお弁当をあったかいスープ、しょうが入りスープで野菜入りを食べたり、白湯(さゆ)をよく飲んだり水筒も白湯にしたり、腸を温めて温めて生活しております。
――ドラマや映画、バラエティー番組などを見て好きなタレントさんや芸人さんは?
好きな芸人さんは、本当に最近面白いなと思ったのが「ヨネダ2000」さんなんですけど、M-1に出ていらっしゃってネタが有名になっていて、私もネタを見るようになってすごく面白いなと思って他のネタとかも見ていたんですけど、すごく面白くて、たまたま道でお見かけして声をかけさせていただいたんですけど、そのときすごいお忙しいのに急いでいたのにお写真も撮ってくださって、とても優しい方でもっと好きになりました。
――普通は道で会わないですよね?
後ろ姿で「うわぁ!」と思ってすぐ行きました。ビックリしました。
――今後、俳優としてチャレンジしたいことや、ご自身の夢をお聞かせください
俳優としてはまず準備をたくさんして、実現したいこと。まずは、お仕事の関係者の方にも受け入れてもらえるような人になりたくて、そのために人としてすごくステキな人になりたいなと思っています。その上でお仕事に取り組んで俳優とか自分のやりたいことに挑戦してみたいなって思っていますね。
――表現することは好きですか?
はい、表現することはすごく好きです。俳優としてお芝居にどんどん活かせていけたらいいなと思っています。
【宮本和奏Profile】
2006年5月30日、東京都出身。特技は運動、メイク、空手、サルサダンス。2018年に第22回雑誌nicola専属モデルオーディションでグランプリを獲得。NHK Eテレ『すイエんサー』や日本テレビZIP!朝ドラマ『クレッシェンドで進め』に出演。また、『北陸銀行』のイメージキャラクターを務め、様々なCMシリーズにも出演中。2023年3月、nicola専属モデルを卒業し、今後は俳優としての飛躍が期待されている。