木村祐一「すごいお利口でした」保護犬ビグとのボランティア生活が完結

お笑い芸人の“キム兄”こと木村祐一が11日放送の『嗚呼!!みんなの動物園』に出演。家族で取り組んだ保護犬ビグとのボランティア生活が最終回を迎え、ビグとの最後の別れの1日と新たな家族との生活ぶりが紹介された。

キム兄一家と保護犬ビグとの共同生活も残りわずかとなったところで、キム兄パパは2泊3日の出張へ出かけることに。家を留守にしている間も、子どもたち2人（長女・こゆちゃんと長男・あいくん）が熱心にビグの世話を行った。

共同生活当初は、子どもたちを怖がり距離を縮めようとしなかった保護犬ビグも、今ではすっかり慣れたようで、子どもたちのそばから離れない。保護犬はもともと音に敏感だが、子どもたちがはしゃいでいても、動じることなく落ち着いた様子をみせていた。

子どもたちもビグの世話を通して自立したそうで、キム兄の妻でタレントの西方凌は「ビグが来てから、お兄さんぽくなった」と、1人でトイレに行けるようになった2歳の息子・あいくんの成長を喜び、キム兄も「2人とも成長してる」と感慨深そうにつぶやいていた。

そんなビグとの共同生活も終わりを迎え、保護施設に返す日がやってきた。キム兄は「すごいお利口でした」と、ビグとのボランティア生活を振り返った。保護施設の担当者は、子どもたちとビグがスキンシップをとる様子に「子どもちゃんとの距離感にびっくり」と感心。かつては人を警戒し、近寄りさえしなかったビグの見違えるほどの成長ぶりに思わず涙ぐんでいた。

現在のビグは、キム兄一家と親交のあった家族のもとに、施設の厳正な審査を経て、譲渡することが決定。新たな生活を歩み始めていたビグのもとへキム兄一家が訪れると、ボランティア生活当時はできなかった『お手』の芸を披露するなど周囲を驚かせた。そして心温まるかたちで完結したキム兄一家の保護犬ボランティア生活の様子に、スタジオからは「うわーすごい」「よかった」といった、感動の声と大きな拍手がわきおこっていた。

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写真提供：（C）日テレ