近藤真彦ライブリポ②「男の人が最近すごい!」そしてライブの後は絶対に○○する

2023.3.8 12:30

歌手・近藤真彦のライブツアー『Masahiko kondo Live Tour「M5K8」Final-Episode』の東京公演が3月3日中野サンプラザホール(東京都・中野区)で開催された。このツアーは、2022年9月から11月にかけて行われた全国ツアー『Masahiko kondo 2022 Live Tour 「M5K8」 Fifty-Eight』の第2弾であり、第1弾と同様に「全部ヒット曲ばかり」というセットリストが組まれ、会場に集まった約2300人の観客を大いに楽しませた。entax取材班は、このライブの模様を独自にリポート。2回に分けてお届けする中の2回目。

近藤真彦ライブリポ①はこちら

■ツンデレ? アメとムチ? ファンとの軽妙なやり取り

今回のライブは久々の声出し解禁ということで、客席からはたびたび熱い声援が送られた。近藤は、ツアーで全国を回ると当時を思い出すと語る。昔はファンがやんちゃだったと言いながら、「今は見渡す限り…。ね、茶畑みたいになっちゃって。いや、いいお茶の香りがするわけ。あとちょっとした“たくあん”のね。そういう感じでしょ?」と、すっかり落ち着いた大人になった観客をいじる。

思わず苦笑いする会場の空気を察して、「こういうこと言うとダメなんですね。大変、申し訳ございませんでした!」と謝り、「変わったんだよ。もうね、何かあった場合、すぐ謝ることを覚えた。でも、謝ったからって、許されるもんじゃないことも、分かっております」と冗談めかす。

「もう1年と半年くらいで、60(歳)になります。大人らしくいってみたいなと思って。でもそういう意味では、ディナーショーに来てくれるお客さんがたくさんいまして。話を聞くと、大変らしいですよ、みんな朝から美容室に行って」とファンの苦労に思いをはせる。

さらに女性の声色を真似して「友だち同士で帰る時、『絶対に言わない?』『言わないわよ、なあに?』『マッチと、目が合った』」とファン同士の会話を再現した後、「(目は)合ってない!」と断言。つれない言葉に、オーディエンスから思わず「ええ~!」とブーイングが起きる。それにすかさず「ウソです!」と笑いながら訂正した。こういった軽妙なやり取りができるのも、長年の絆(きずな)があるからこそ。「俺は今日、ここにいる超満員の人たちと、必ず1回は目を合わせて帰りますので」と言い切ると、客席から拍手が起こった。

「帰りに隣の人に、自慢してください。『マッチと目が合った』って。それを僕が質問されたら、『間違いありません! 目、合いました』って言いますから」と力強く保証する。予想以上に話が長くなったのか、「調子に乗って、しゃべりすぎちゃった」と反省。それほどライブは楽しい雰囲気に包まれていた。

■男性ファンからの「かっこいい」の声はすぐ聴こえる

MCの途中でファンからかけられた言葉が聴き取れなかった近藤だが、笑顔で「OK! サンキュー」と応える。「いろいろなところに行くと、今みたいに声をかけてくれる人がいるんだけれど、特に地方に行くと、男の人が最近すごい」と言うと、男性ファンから「かっこいい!」の声が上がる。「『かっこいい』というのはすぐ聴こえる(笑)。そういうふうに男の人が来てくれるようになったというのは、すごくうれしいですよね」。

すると「マッチ、来たよ!」と思いの丈を叫ぶ男性の声が。それに対して近藤は「OK、サンキュー! いただきー! 男性ファンゲットー!」と大喜び。「ほかに男性ファンの方の声掛けはないですか?」と問いかけると、あちらこちらから「マッチー!」という太い声が上がった。

「うれしいですね。昔は男性ファンの人が『(ライブに)行きたいけれど、なんか女の人の間に入って照れくさいよ』なんて言っていたりする時代があったけれど、今はそうじゃないということ。男性ファンの方、また遊びに来て」

さらに思い出したように、男性ファンのあるあるについて語る。「男性ファンは俺のコンサートに来ると、終わった後に絶対、カラオケへ行く」

そして「男性ファンの方、もし、今日この後、カラオケに行くのだったら、ぜひ、この歌を歌ってください」と言ってから、男性への応援歌といえる『大将』(1985年リリースの18作目シングル)を披露した。

【近藤真彦Profile】
1964年生まれ。神奈川県出身。1979年TBSのテレビドラマ『3年B組金八先生』の生徒・星野清役でデビュー。1980年『スニーカーぶる~す』でソロ歌手としてデビュー。1987年には『愚か者』で第29回日本レコード大賞を受賞した。レーサーとしても活躍し、2000年からレーシングチームの監督兼代表取締役社長を務める。

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