笑点“新メンバー”いよいよ発表　新進気鋭か？女流か？大物か？　独自取材で番組プロデューサーと桂宮治に聞いた

今年、番組開始から57年を迎える『笑点』にいよいよ新メンバーが加入する。落語家なら誰もが一度は憧れる、笑点メンバーの座。その座布団を手に入れるのは誰なのか？　世間では人気女流落語家・蝶花楼桃花や、いま最もチケットがとれない落語家・春風亭一之輔、五代目三遊亭圓楽の弟子で三遊亭好楽の息子・三遊亭王楽などの名がうわさされているが、果たして？　番組プロデューサーの福田一寛氏に聞いた。

――新メンバーの名前を、ここだけの秘密ということで教えてもらうわけにはいきませんか？
福田：それはできませんって（笑）。5日の放送を待っていてください。

――ですよねぇ。では今回、どんな人がメンバーにふさわしいと考えて人選したのでしょうか？
福田：笑点の大喜利は、個々の戦いであり、団体戦でもあります。57年の歴史で積み上げられたファミリー感、チームワークのようなものも大事にしています。
新メンバーは、落語が上手くて人気があるだけでなく、笑点に新しい風を入れてくれる人だと確信しています。

――新しい風ということは、もしかして女性？
福田：だから、まだ何も言えませんって（笑）。え？　ヒントですか。う～ん･･･そうですねえ、新メンバーはこれまで出演して頂いた“助っ人”の中にいます。そして、皆さんに愛されて納得して頂ける方だと思いますよ

――おお～！　となると･･･いやいや、だいたい当てはまるじゃないですか！
福田：とにかく（明後日を）楽しみにしていてください！

これまで登場した助っ人は、31人。超大物の桂文枝や、春風亭小朝、笑点特大号の若手大喜利メンバーたちもいる。誰が選ばれても、堂々と新メンバーを務められそうだ。

■笑点メンバーが期待する“新メンバー像”とは？　

それでは、現在の笑点メンバーはどう思っているのだろうか？　去年、笑点に加入。新メンバーの気持ちを最もリアルに感じられるであろう、桂宮治に聞いた。

――いよいよ新メンバーが登場しますが、いまの気持ちは？
宮治：もちろんワクワクしてますよ。去年の自分は毎日がドキドキでしたから、いま新メンバーはすごく緊張して興奮してるんだろうなぁって思いますね。自分がそうだったけど、もしかすると、まだドッキリだと思ってるかもしれない（笑）。

――宮治さんも新メンバーになって、人生激変しましたよね？
宮治：劇的に変わったのは知名度ですね。日本全国津々浦々で“笑点の人だ！”って声をかけられます。大げさじゃなく、声をかけられない日はありません。まあ、でも、新メンバーは、笑点に出ても変わらないくらいの売れっ子かもしれませんけど。

――どんな人に新メンバーになって欲しいと考えていますか？
宮治：年齢が近い人がいいかなあ。笑点 特大号の若手大喜利メンバーや、(落語家ユニットの)成金の面々だったらやりやすいだろうけど、そんなボクの都合の良いようには行かないだろうなぁ（笑）。

――新メンバーに、望むこと、期待することは何ですか？
宮治：新メンバーには楽屋にパンの差し入れをしてくれるのを期待する･･･って好楽師匠が言ってました（笑）。それはともかく、笑点の大喜利というファミリーの中で、個性を発揮してくれれば自然と盛り上がると思います。ここ数年間にはなかった、新しい空気感を生み出して欲しいですね。

プロデューサー、桂宮治が口にしたキーワードは〝新しい風〟〝新しい空気感〟。果たして、あの座布団の上に姿を現す〝新しい〟メンバーは誰なのか？　テレビ界、落語界、そして、世間からの熱い注目を集めること間違いなしの、笑点新メンバー発表。2月5日(日)夕方5時半は、テレビにくぎ付けになって頂こう。

写真提供：（C）日テレ