アニマル浜口一家　沖縄の野犬だった保護犬のボランティア生活完結

レスリング女子で五輪大会連続銅メダルを獲得した浜口京子が、父のアニマル浜口、母の初枝さんと共に、28日放送の『嗚呼!!みんなの動物園』に出演。沖縄で保護された元野犬『糸』の保護犬ボランティア生活を終えた。

ボランティア開始直後は、一歩もケージの中から出られないほどおびえていた『糸』。今では、浜口が「糸、おいで」と呼ぶとすぐにそばに来るようになり、その様子をVTRで見ていたお笑い芸人のサンシャイン池崎も「すごいですね」とその成長ぶりに驚いた。

『糸』とのお別れが近づく中、この日はアニマル浜口と初枝さんがそろって訪問。体の大きいアニマル浜口に、最初はおびえる様子を見せた『糸』だったが、機転を利かせた浜口が父の肩に手を置いて、2人で「イッチ 二ッ、イッチ 二ッ…」と声を出しながら歩くと、気になるのか『糸』も追うようについてきた。池崎が『機関車アニマル』と名付けたこの隊列に初枝さんも加わり、3人と1匹がにぎやかに家の中を歩き回った。

少しずつ慣れてきた様子の『糸』に、手のひらにのせたおやつを直接食べてもらいたいアニマル浜口。途中、手を閉じてしまいおやつが見えず、「手を広げてあげなさい！」と初枝さんに叱られる場面も。それでも優しくよびかけ続けると、ついに直接アニマル浜口の手からエサを口にして、さらにソファに飛び乗って隣に座った。

アニマル浜口のおなじみのフレーズ『気合いだー！』を封印し、静かに寄り添うこの光景に、スタジオで映像を見ていたジャニーズJr.　美 少年の那須雄登も「アニマル浜口さんの小声初めて聞きました」とコメント。同じく出演者でお笑い芸人・サバンナの高橋茂雄も「サイレントモードできんねや」と驚き、スタジオの笑いを誘った。

最後に、預かりボランティア終了のため保護施設を訪ねると、施設のスタッフさんから「出発する時よりも自信のある顔してますね」とうれしいコメントも。スタジオで実際に写真を見比べてみると、「表情が全然違う！」「こんな変わるの！？」と驚きの声があがるほど、『糸』の表情は晴れやかになっていた。

その後、テレビで『糸』のことを見て「一目ぼれした」という神奈川県横浜市の新しい家族の手に渡り、新しい生活スタートさせた『糸』。子どもたちと楽しそうに公園を駆け回る様子を見届けて、保護犬ボランティア生活は幕を閉じた。

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写真提供：（C）日テレ