黒柳徹子 40年前の決意はインドで出会った重病の10歳男子からの「あなたの幸せを祈る」の一言だった

2022.10.28 22:00

一般財団法人澄和は、「環境保護」「社会貢献」「非戦・平和関連」などをテーマとした活動を継続してきた人たちを表彰する「澄和Futurist賞」の受賞式を行い、タレントの黒柳徹子が受賞者として登壇した。

30年以上に渡り、40か国近くもの地域を訪問した黒柳はスピーチで「私はいろんな国を回るけど、その国の子どもたちがどういう状態にあるのかを知らせるのが役目。食べ物もなく、親もいなくて、彷徨っている子どもたちを見ると、本当にどうしたらいいかと思う。」と貧困に苦しむ子どもたちをなんとか助けてあげたい気持ちを強く語った。

黒柳が最初に訪問したインドで、破傷風にかかり体がカチカチで死にかけている10歳くらいの子どもと出会った時のことについて「“先生(医者)がやってくれている、頑張ってね”」と耳元で伝えると、筋肉が硬直してるためにうまくしゃべれない男の子が黒柳に向かって「あなたの幸せを祈る」と言ってくれたことを明かした。「そんなこと、なかなか人に言えない。自分が死にかけている時に。子どもなのにそんなこと言ってくれるんだ。」と感動し以来、子どもたちのために働いていくことを決めたと語った。

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