魔裟斗「あのときはドキドキしてました」デビュー間もない頃にピンチを救ってくれた恩人と再会

格闘家の魔裟斗（43）と、妻で俳優の矢沢心（41）、息子のエイトくん（3）が3日放送の『しゃべくり007』に親子で出演。魔裟斗がK-1選手時代の恩人とのエピソードを明かした。

番組では『人生の大恩人と再会SP』と題し、魔裟斗の恩人たちが身元を伏せてスタジオに登場。「人の顔が覚えられない」という魔裟斗が恩人たちのことをしっかりと覚えているのかどうかのクイズが行われた。

初めに登場した女性について、顔を見ただけでは見当もつかない様子の魔裟斗でしたが、複数のヒントをもとに「試合前にオイルを忘れたことが1回あって、オイル借りたような気がするんです。試合の直前に足に塗ってもらったような…」と振り返りながら、当時女子キックボクシングの世界王者であった大先輩・熊谷直子と解答した。

結果は見事正解。そしてデビューしてまもない頃、試合直前にワセリンを塗り忘れた魔裟斗のため、熊谷が自身の楽屋までワセリンを取りに行き、身体に塗ってくれたというエピソードが明らかになった。

熊谷は当時を振り返り「“魔裟斗”ってコールがかかったんですけど、魔裟斗さんは黙って目をつぶって、ほんとにマッサージとかされるがままにやって。私だったらもうドキドキしちゃってできないなと思ったので、すごいなと思いました」とコメント。そして会場のファンを待たせている状況にもかかわらず、焦る様子をみじんも感じさせない魔裟斗の姿に熊谷は「この人は絶対大物になる！」と確信したという。

これに対し魔裟斗は「それ、覚えてます。入場曲が流れて、“塗ってないんで入れない、どうしようどうしよう”って思ってた時に、熊谷さんがやってくれた。あのときはドキドキしてました」と平静を装っていたことを明かした。ピンチを救ってくれた大恩人との再会に、魔裟斗は「その節はどうもありがとうございました」と深々と頭を下げて感謝の言葉を述べた。

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写真提供：（C）NTV