カズレーザー「ファッションじゃなくて生活の一部として…」夏場に気をつけたい“目の日焼け”対策に提言

2024.8.21 09:15

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が20日に放送された。今回は『現代人を襲う目のトラブルの予防法』と題して、夏の今こそ気をつけたい目に関するトラブルとその対策法を専門家たちが解説。『視力低下 充血 シミ・ソバカス全ての原因はヤバい目の日焼け!?』という講義では、医師が目に紫外線が与える恐ろしい影響について語った。

島根大学医学部助教の海津幸子氏は、目の日焼けについて解説。皮膚の場合、表面にある死んだ細胞が紫外線のダメージを受け、その奥にある生きた細胞はある程度守られるが、目の場合は、一番外側の角膜も生きている細胞のため、紫外線のダメージを直接受けてしまうという。黒目の部分には、紫外線を吸収して体を守る役目を担うメラニン色素があるが、過剰に紫外線を浴びることで活性酸素が発生し、目の細胞を傷つけてしまうこともあるそうだ。それにより充血したり、痛みを感じるなど、紫外線角膜炎を起こす危険性があるという。こうした紫外線ダメージは長年にわたって蓄積されるため、将来的に白内障などの発症リスクが高まってしまうのだとか。

さらに目が紫外線を浴びると、脳にある視床下部から“日焼けをしている”という情報が発信され、肌を守ろうと色素物質であるメラニンが生成される。その結果、シミやソバカスなどの肌トラブルも発生してしまう可能性があると海津氏は指摘した。

島根大学医学部 助教 海津幸子氏

加えて海津氏は、現代人が目を日焼けしやすい習慣についても指摘。近年ではスマホの使いすぎによってまばたきの回数が減り、涙の分泌量が低下する『スマホドライアイ』の症状を抱えた人が急増。さらに夏場は、近年普及したハンディファンの使用によって目に直接風があたり、ドライアイになる人も多いという。通常、紫外線によって傷ついた目の角膜は、涙がもつ洗浄作用や修復作用によって守られるが、ドライアイになると、目の修復機能が低下し紫外線ダメージが治りづらくなってしまうのだという。

海津氏は、目を守るために積極的なサングラスの着用を推奨。レンズの色については、濃い色のものだと目ができるだけ光を取り込もうと瞳孔を開いてしまうため、薄い色のものが望ましいとした。UVカット率が高いものを着用するとさらに効果的だという。

こうした指摘にカズレーザーは「ファッションじゃなくて生活の一部として(サングラスを)着けた方がいいんじゃないか」「かっこいいから、かっこ悪いからっていうのをとっぱらって。サングラスかけてるのを笑うって一番恥ずかしい」「(サングラス着用が)当たり前っていう認識にアップデートするべきだと思いますね」と、欧米などと比べてサングラスの着用に抵抗があるとされる日本人に向けてコメントを発した。

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写真提供:(C)日テレ

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