浦沢直樹の傑作『PLUTO』が待望のアニメ化!一足先に世界観を体感できる制作決定PVが公開!
2023.2.15 19:30漫画の鬼才・浦沢直樹の傑作『PLUTO』がついにアニメーション化! 2023年にNetflixで独占配信されることが決定し、制作決定PVが公開されている。
『PLUTO』は、『20世紀少年』、『YAWARA!』、『MASTERキートン』(脚本:勝鹿北星・長崎尚志)など数々のヒット作を生み出している鬼才・浦沢直樹が、漫画の父と称される手塚治虫が生み出した『鉄腕アトム』の一篇『地上最大のロボット』(1964年)を原案に、長年作品を共につくってきた長崎尚志をプロデューサーに迎えて、葛藤しながら描き上げた傑作。
人間と高性能ロボットが完全に共生する近未来で起こる上質なサスペンスドラマは、手塚治虫文化賞マンガ大賞をはじめ各賞を受賞し、国内外で高い評価を得た。舞台化もされており、多くのファンが映像化を待ち望んでいた作品がついにアニメとして表現される。
誕生から20年となる『PLUTO』がアニメ化されるにあたり、原作者の浦沢直樹は「今回のアニメ化に挑むスタッフの皆さんの勇気に心から拍手を送るとともに、新たな“心の作品”の誕生に心躍っています。今こそ手塚治虫さんのメッセージが世界中に届きますように」と自らの創作時を振り返りながら、世界へ『PLUTO』を届けることに期待を寄せた。
さらに原作プロデュースを手掛けた長崎尚志は「『PLUTO』はその手塚哲学を受け継ぎ、ただ反戦を訴えるのではなく、そこには痛みがともなうこと……それでも平和しかないということを世に問いたい作品なのだ」と物語に込められた思いに触れた。
そして、父・手塚治虫の意思を引き継ぎ本作の監修を務める手塚眞氏は「これは新しい浦沢アニメであると同時に、新しい手塚アニメでもある。アニメの進化形をどのように見せてくれるか、とても楽しみだ」とアニメの新たな1ページに期待を寄せた。
現在、本作の制作決定PVも公開中。物語の主人公であるユーロポールのロボット捜査官・ゲジヒトと、彼が追うある事件に関わるアトムとウランという2人のロボットも登場。いったいどのようなドラマが描かれるのか期待が高まる映像となっている。
そして、映像に登場したキャラクターたちを演じるキャストも明らかに。ゲジヒト役にはスパイ映画の金字塔『007』シリーズや映画『ナイブズ・アウト』シリーズで好演を博したダニエル・クレイグの吹き替えを担当している藤真秀が、アトム役には『SHAMAN KING』(2021)の主人公・麻倉葉や『けいおん!』の秋山澪など幅広い演技経験を持つ日笠陽子が、そしてウラン役は『マクロスΔ』にてヒロインのフレイア・ヴィオンを演じ、今年歌手活動5周年を迎えた鈴木みのりが抜てきされた。
さらに、3月25日(土)と26日(日)に東京ビッグサイトにて開催される『AnimeJapan 2023』に原作者の浦沢直樹が初参加することが決定! アニメ化解禁後初となる、公の場にて浦沢直樹の口から何が語られるのか、期待が高まる。
Netflixシリーズ『PLUTO』2023年独占配信
作品公式サイト:https://pluto-anime.com
Netflix作品ページ:https://www.netflix.com/jp/title/81281344
公式Twitter:https://twitter.com/pluto_anime_