アニメ【推しの子】アクアのアドバイスでメルトが覚醒！超絶作画に「作画と演出の迫力すごすぎ」の声

アニメ【推しの子】の第十七話（第2期6話目）が8月7日に放送された。優秀な『東京ブレイド』出演陣に囲まれて、メルトは無力な自分に苦しんでいた。『今日あま』での後悔をバネに地道な努力を続けてきたメルトに、アクアが授けた秘策とは。

（以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます）

◆挫折を知ったメルトがアクアにアドバイスを求める

いよいよ開演した『東京ブレイド』。物語は劇中劇の第1幕ツルギ役・かなとブレイド役・姫川の戦いから始まる。第2幕は劇団ララライの役者・鴨志田演じる匁（もんめ）とメルト演じるキザミの戦いが始まる。物語は再び稽古の時へと戻る。現場での稽古を見守るプロデューサーの雷田は、メルトを推薦した鏑木（かぶらぎ）に、なぜ演技がつたない彼を推してきたのかを尋ねると、鏑木は「ただの私情」と言い切る。

しかし鏑木は「君も気に入ると思って推したまでだよ」と言う。メルトは確かに演技力はまだまだ足りないが、『今日あま』で演技力を酷評された彼だからこそ、今は必死で演技に向き合っており、こういう演者が爪痕を残せると語る鏑木。

物語はメルトの回想シーンへ。中学生の頃には自分は顔がいいと自覚していたメルトは、スカウトされ、「バイトはダルいし、適当にやりゃいいだろ」と芸能界入りした。ルックスの良さだけで仕事をとっていたメルトだが『今日あま』をきっかけに自身の演技が未熟なことに気付き、体力強化トレーニングを積み、アクアにアドバイスを求めていた。

◆メルトの覚醒シーンにSNSも大興奮！

アドバイスを求められたアクアは「その下手さをうまく活用すればいい」と言う。メルトの一番の見せ場は鴨志田との対決シーン。全体を少しだけ底上げするよりは、一番の見せ場であるそのシーンに全力を注ぐことで、舐（な）めてかかっていた観客を驚かす。ダメだと思われた奴がいきなりすごいことをすると激アツに感じる、それこそが「エンタメの基本」だと語るアクア。

そして、舞台本番。鴨志田との対決シーンでメルトの演技力が爆発。演技とアクションに観客も大盛り上がり。観劇していた原作者のアビ子も「原作再現すごい！」と感動している様子。その隣にいた『今日あま』の原作者で、メルトを嫌っていた頼子も呆気（あっけ）に取られた顔を見せる。今までの挫折や悔しさを全て注ぎ込み、「この1分は誰にも負けねえぞ！」と迫真の演技を見せるメルト。

大喝采を浴びながらステージ裏に戻ったメルトは、自分を嫌っていた鴨志田にも「なんだよ、やるじゃんか！」と絶賛の言葉を貰う。メルトは「楽しいわ、これ」とアクアに伝え、芝居の楽しさに目覚めるのだった。

SNS上では「メルト神回」「何回も見返してるしなんども泣ける」「アニメの演出すごすぎる」「作画と演出の迫力すごすぎて久しぶりに見入った」とメルトが覚醒したシーンの演出に絶賛の声が上がった。

【推しの子】第十八話（第2期7話目）は8月14日（水）、TOKYO MXほかにて放送予定

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会