アニメ『チ。─地球の運動について─』OP主題歌はサカナクション、2年ぶりの新曲でアニメ主題歌担当

2024.8.9 07:45

2024年10月から放送がスタートする、アニメ『チ。─地球の運動について─』。本作は、『週刊ビッグコミックスピリッツ』で2020年9月から2022年4月まで連載された漫画が原作で、第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞ほか、数々の賞を席巻。若き天才作家魚豊(うおと)が世に放つ、地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた者たちの物語。この度、OP主題歌を『サカナクション』が務めることが決定。サカナクションは、初のTVアニメの主題歌を手掛け、2年ぶりの新曲となる。キャストは、主人公・ラファウを坂本真綾、審査官・ノヴァクを津田健次郎、謎の学者・フベルトを速水奨が演じることでも話題。

サカナクション

初めてTVアニメの主題歌を手掛けるサカナクション。原作について、「史実と思われる部分とフィクションとがギリギリのところで混ざり合いながら、どこまで読み進めても論理的にまったく隙が生じない。その中に人間のもつ熱さが混在する、すごいバランス感覚の上に成立している作品だと思いました」と惚れ込んだ。主題歌について「原作のもつテーマをわかりやすく、具体的に音楽にするのではなく、いかに抽象的で説得力のあるものにするかということに重点をおいて制作しました」と明かし、2年間の活動休止を経ての新曲が、バンド初のTVアニメ主題歌となったことについては、「この素晴らしい作品に携われたことはバンドにとってはとても光栄なことです」と喜びのコメントが届いた。

◆サカナクション・山口一郎(Vo,G) コメント全文

──原作・台本を読んだ時の感想
事前知識が全くない状態で作品を読めたので、純粋にとても楽しめました。
史実と思われる部分とフィクションとがギリギリのところで混ざり合いながら、
どこまで読み進めても論理的にまったく隙が生じない。
その中に人間のもつ熱さが混在する、すごいバランス感覚の上に成立している作品だと思いました。

──主題歌に込めた想い、ファンに向けて一言
原作のもつテーマをわかりやすく、具体的に音楽にするのではなく、
いかに抽象的で説得力のあるものにするかということに重点をおいて制作しました。
2年間活動休止をしていて久しぶりの新曲にも関わらず、この「チ。-地球の運動について-」という作品で、初めてTVアニメの主題歌を担当させていただけたこと。
そして何よりこの素晴らしい作品に携われたことはバンドにとってはとても光栄なことです。
僕たちのこの思いがリスナーの皆さんにも伝わるといいなと思っております。

アニメ『チ。─地球の運動について─』ティザー映像

アニメ『チ。─地球の運動について─』
2024年10月 NHK総合テレビにて(毎週土曜午後11時45分)放送開始予定

舞台は15世紀のヨーロッパ某国。飛び級で大学への進学を認められた神童・ラファウ。彼は周囲の期待に応え、当時最も重要とされていた神学を専攻すると宣言。が、以前から熱心に打ち込んでいる天文への情熱は捨てられずにいた。ある日、彼はフベルトという謎めいた学者と出会う。異端思想に基づく禁忌に触れたため拷問を受け、投獄されていたというフベルト。彼が研究していたのは、宇宙に関する衝撃的な「ある仮説」だった――。

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画像:©魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について—製作委員会

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