小倉優子　原点は『なんばグランド花月』…笑いの殿堂で山田花子に「バカバカたたかれてたよね」と明かされる

タレントの小倉優子が7月13日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY（アナザースカイ）』に出演。20年前に舞台に立っていた劇場を再訪し、自身の原点を振り返った。

「会場に来るのはもう20年ぶりくらいですかね」と足を運んだのは、かつて小倉が『よしもとコメディ』に出演していた劇場『なんばグランド花月』。舞台に立つと「懐かしいです」と当時の思い出がよみがえってきた。「セリフは一応台本があって決まってるんですけど、でも全然台本からいっぱい外れる」と言い、毎回リハーサルとは違う展開が起きていたそう。しかしいつからか、そんな展開も楽しめるようになり、「緊張したドキドキっていうのよりも、楽しかったっていう方が長かったんじゃないかなっていう風に思います」と語る。

舞台での仕事では、多くの芸人たちと関わったという。「お昼にいつも出演者の皆さんが出前を頼むんですよ。近くのうどんとか。その時にじゃんけんで誰がお金払うかって決めるんですけど、私とか若手が負けると“お前払えよ”って言いながら払ってくれるんですよ」と楽しそうに過去を振り返り、だからこそ「その後のバラエティーで、こりん星でどんどん行けたのは、この舞台で“芸人さんが優しい”っていうのを知れたからだと思います」と話した。

そんな20年前の当時を振り返っていると、「久しぶり～」と言って現れたのは、同じ舞台で小倉と共演していた芸人・山田花子。突然の登場、そして思わぬ再会に、「びっくりした！」「花子さんだー！」と小倉は驚きの表情を浮かべた。山田は小倉を見て、「変わってないな」と言い、「石田靖さんにバカバカ叩（たた）かれてたよね」「頭バターンて」と、小倉も忘れていたエピソードを話し、思い出話に花が咲いた。

今もほぼ毎日、新喜劇の舞台に出演している山田は、「お客さんの反応がすぐわかるでしょ。そういうのが好きですね」と魅力を語る。山田と共に2人が出演していた当時の映像を、観客席から見ていた小倉。「新喜劇の舞台を初めて客席の方から見せてもらって、この場所に立ってんだって思ってたら、すごい感動して、あんな風にお客さんが笑ってたんだなとか、あの時は気づいてなかったんですけど、すごいことだったんだなと思いましたね」と、感慨深そうに話した。

当時とは異なり、今や3児の母である小倉。「うちの子たちはバラエティーがとにかく大好きで、いつもバラエティー見てる」と言い、子どもたちが純粋に笑っている姿を見て、その力に気づかされたという。そして小倉自身「私もバラエティーに出ることによって、笑ったりとか、すごいパワーをもらっている」と話し、その原点がこの場所にあるのだと気づいた。これからも小倉はNGなし。大好きなバラエティーに挑戦し続けると、決意を新たにした。

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写真提供：（C）日テレ