“今日ごはん行かない？”“痩せた？”“若く見えますね”どこからがハラスメント？　スタジオ困惑　『上田と女がDEEPに吠える夜』

4日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』のテーマは“ハラスメント疲れ”。長話をすると“長ハラ”、将来の夢を聞くと“夢ハラ”など、時代の変化とともに新たなハラスメントが次々誕生。そんな中、“〇〇ハラが増加して生きにくい”と感じている人は69.1%という調査結果も。

番組では、“何をどのくらいハラスメントだと思うのか”、20代の男女100人にアンケートを実施。“上司から「今日ごはん行かない？」はハラスメント？”の問いには、ハラスメントだと思う女性が61人、男性は29人と、かなり異なる結果に。“複数人ならいいが、異性の上司とサシは無理”という声や、“会社の人と飲みに行きたくない”、“断れないからプライベートの時間を奪われたように感じる”との声が紹介され、大久保佳代子が「私が例えば年下の男の子を誘った時に、ハラスメントだと思われやすくなってるってことですかね？昔より」と表情を曇らせると、MC・上田晋也は「それもあるんだろうね」と納得。

そして、“「痩せた？」と聞かれるのはハラスメント？”の問いには、ハラスメントだと思う女性が42人、男性は9人との結果になり、“容姿について触れられたくない”、“体を見ていることが気持ち悪い”、“前は太っていると思ってたんだ”などの声を紹介。

それを受けて、島崎遥香が「アイドルの時に今より10キロくらい痩せてたのかな？時があって」と話し始め、「その時にやっぱり自分でも食べても太らないっていう時期があって、ネットニュースで“ぱるる激痩せ”みたいな記事にされたりとか。それがすごい自分的にストレスで。衣装さんにお願いして、自分だけ長袖の長いスカートにしてもらったりとかして、なるべく細さが目立たないような衣装にしてもらったりとありました」と、ハラスメントによる実体験を回顧。

“痩せてキレイになった？”と聞くことに関しても、犬山紙子が「グレーかもしれないですね」と意見を述べ、「これって関係性だと思うんですけど、やっぱ“痩せるってことがキレイなんだ”ってなった時に、じゃあその後何年か経って太った時に、“今私ダメかも”って思っちゃうっていう人もいるっていう」と思いを告白。

さらに「そのパターンで言うと、“若く見えますね”もそれ（ハラスメント）ですね」と声を上げた犬山が、「女性って“若く見られたいって思ってる”って思われるじゃないですか。でも“こちとら中年ライフめっちゃエンジョイしてんだよな”みたいな」と胸の内を吐露。すると、女性出演者一同納得の中、ゲストの西洸人（INI）は「今の聞いたら、もうわからなくなりました」と、“褒め言葉”のハラスメント化について、悩ましげな表情を見せた。

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写真提供：（C）日テレ