リーズナブルな中華から本格イタリアンまで 約4700種類以上のメニューを誇る『オモウマい店』

2024.7.3 10:15

7月2日放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』は、東京都江東区の『東陽町・七厘家』を紹介。料理数なんと4700種類を誇る大都会の大衆居酒屋を特集した。

『気まぐれパスタ』350円や、パプリカやジャガイモ、ズッキーニなど食べ応えのある具がたっぷり入った『スペイン風オムレツ』350円など、豊富なメニューをほぼ1人で調理しているのは、店主の平田尚也さん(62)。「最初は普通の居酒屋だった」そうで、メニューも50種類ほどしかなかったというが、「若い時から洋服でも靴でも、安物でいいからたくさん欲しい」という性格が影響し、現在のメニュー数は4700種を超えるという。

スペイン風オムレツ

さらに厨房には、あらゆる形の皿が高く積まれており、こちらも「モノ好きだからつい買っちゃう」と、料理に合わせて買い足しているのだとか。こうした様子に、番組MCのヒロミは「使いたい皿が出てこないじゃんね」とコメントした。

「大抵のものはある気がする」と語る平田さん。ラーメンだけでも、『しょう油』『味噌』『焼きアゴだし』『ゴマ坦々麺』『ゆず塩』『鶏しお』(いずれも740円)など驚きのラインナップだが、「B級品が何でもじゃない」と語ったように、鹿肉をステーキにしたイタリアン料理の『鹿肉のビステッカ』1280円など「専門店には引けを取らない」その本格的なメニューにこだわりがある。こうした平田さんの姿勢にヒロミは「味付けには自信があるっていう、一番いいよね」と称賛の言葉を送っていた。

ゆず塩ラーメン

テーブルに並ぶ何ページものメニュー表の中から、常連がいつも注文するものとして紹介された『一晩寝かせたラザニア』580円は、ミートソースやホワイトソースなどを5層に重ね、羊のミルクが原料のペコリーノチーズをかけてオーブンへ。約20分の焼き上げで完成かと思いきや、ここから味を染み込ませるため一晩寝かせるという。翌日、ラザニアに自家製のトマトソースやホワイトソースを回しかけ、再びオーブンで加熱。手間ひまのかかった逸品にスタジオからは「1000円以上払いたい」といった声があがり、ヒロミは「言い方悪いけど、バカじゃないのっていうくらい」と、そのサービス精神に驚きを隠せなかった。

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写真提供:(C)中京テレビ

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