東野幸治「渋谷の状況書きすぎや」芥川賞作家・又吉直樹に“正直すぎる”アドバイス？先輩芸人からのリクエストにタジタジ

東野幸治と又吉直樹がMCを務める単発バラエティー『10人の天才』が20日に放送された。宇宙飛行士の野口聡一、元チャットモンチーのボーカルで、現在はシンガーソングライターとして活躍する橋本絵莉子をゲストに、2人が天才だと思う10人について深堀りする番組。

橋本が天才の一人として小説家の西加奈子を挙げると、自身も小説家として活躍する又吉も、その描写の巧みさを絶賛する。しかし東野に話を振ると、驚きの回答が返ってきた。

「東野さんも小説で、ご自身の考えに影響を与えたものってあるんですか？」と又吉が聞くと、東野は「作家さんとかに申し訳ないんだけど…」と話し始め、「景色の描写とか全部省くんすよね」と、自身の独特な読み方を明かした。「ストーリーさえわかったらいい」のだそうで、又吉の小説を読んで何やら注意をしたこともあったという。「お前渋谷の状況書きすぎや」なんてことを言ったらしく、これにはゲストの橋本も爆笑してしまう。

ただ、又吉によれば、そんなアドバイスを送ってくる芸人仲間は、東野だけではないそうで、「吉本の先輩みんな、“風景描写やめろ”って言ってくる」と紹介。なかには「『火花』を要約したやつを配ってくれ」と言ってきた人もいるそうで、芥川賞作家への芸人仲間たちだから言える正直すぎる感想・アドバイスに、再び橋本から大きな笑いが起こった。

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