蒼井翔太、“指クイ”&ロングハイトーンにファン大歓喜「脳裏から離れない!」『KING SUPER LIVE 2024』
2024.6.24 17:15蒼井翔太が5月11日・12日Kアリーナ横浜で開催された『KING SUPER LIVE 2024』(通称:キンスパ)に出演。「Day2」では、高音のロングトーンで歌い上げた『Eclipse』や最新曲『EVOLVE』、angelaとのコラボ曲『晴れのちハレルヤ!』を披露した。本公演は、6年ぶり4度目の開催。過去最多の29アーティストが出演し、最多の楽曲数を披露。「アニソンの思い出と、未来がここにある。」をキャッチコピーに掲げ、愛されてきたキングレコードのアニソン、そして2031年に迎える創業100周年という未来へ向かうパワーを届けるレーベルフェス。
◆『Eclipse』ハイロングトーン&“指クイ”にファン大歓喜
“しょーたん”の愛称で呼ばれている、声優・アーティストの蒼井翔太が、キンスパ後半戦の2組目でステージに登場。2018年にリリースした、アニメ『デビルズライン』オープニング主題歌の『Eclipse』が流れると、会場からは大きな歓声が沸き上がった。さらに、「後半戦行くぞー!」と蒼井が盛り上げると、さらなる歓声が上がり、会場は大歓喜に包まれた。客席は赤色と青色のペンライトで彩られ、その一体感から“蒼井翔太”の聴く人を惹(ひ)きつける魅力を感じた。
楽曲の最後の歌詞「I wanna live our love」の部分では、高音のロングトーンで歌い上げたかと思いきや、「まだまだいけるよ?」と言わんばかりに、ニヤリと挑発的な笑顔でカメラに目線を向け、人差し指をクイクイッとするパフォーマンスで、観客をあおった。まだまだ続くロングトーンと“指クイ”に胸を打たれた観客は「キャー!」「うお~!」と登場時よりも大きな歓声をあげた。この“指クイ”パフォーマンスに、SNSでは「指クイ煽(あお)りたまらん!」「しょーたんの指クイ痺(しび)れた~!」「挑発かっこよすぎー!」「脳裏から離れない!」など、しょーたんに心を奪われる観客が続出した。
◆蒼井翔太「でも、それは“歌”で伝えましょうねっ」
『Eclipse』の披露を終えると、「しょーたーん!」と黄色い歓声が。MCトークでは、『Eclipse』歌唱時のかっこいい“ロックな蒼井翔太”から一変、優しい笑顔で「楽しんでますかー!」と呼びかけた。蒼井は「キングレコードならではのこのフェス。憧れの、最高の先輩たちのもとで、歌やパフォーマンスを磨いて…」と、高橋洋子や水樹奈々、宮野真守などの『KING RECORDS』に所属する先輩方への敬意を述べた。
すると、かわいらしい声になり、「ずっと末っ子だと思ってたら…」と話し始め、観客から笑い声が。「いつの間にか妹も弟たちもできて。今日はフレッシュなメンバーもたくさんいました。僕的には千葉翔也くんとか」と、今年ソロアーティストデビューを果たした声優・千葉翔也のパフォーマンスを称賛し、会場も拍手に包まれた。そして、「皆さん一人一人を温かく迎えてくださって、お兄ちゃんとしてはうれしいです、ありがとうございます!」と会場を見渡し、感謝を伝えた。
蒼井は「僕は日ごろ“天使”と言われておりまして…(笑)」と、“しょーたんワールド”全開の言葉に笑いが起こった。Day1では、ロックサウンドで激しい楽曲『PSYCHO:LOGY』『BAD END』を披露した蒼井は、「蒼井翔太の楽曲って本当に幅広くて、かっこいいものからかわいいものまであるんです!アイドルのような、みんながコールできるような曲とかも…」と楽曲をにおわせ、「お~~!!?」と観客からレスポンスが届いたが、蒼井は「ごめん!でもそれは今日歌わないの(笑)」と笑いを誘い、「今日は“攻め攻め”でいくつもりなので!」とアピール。そして、「それでは、次の曲にいくまでにもうちょっとしゃべりたいので、2時間ほどいただけますか?あははっ(笑)」と無邪気な笑顔を見せ、会場全体が和やかな雰囲気に。
さらに「しゃべりたいこといっぱいありすぎて。皆さんと一緒で、僕たちはこの日を楽しみにやってきたわけですよ。本当に伝えたいことが多すぎて」と“キンスパ愛”を語り、「でも、それは歌で伝えましょうねっ」と観客に優しくほほ笑みかけ、大きな拍手に包まれた。パフォーマンスとMCで“ギャップ”を見せた蒼井に、SNSでは「MCはすんごくかわいかった」「ビジュが美しくて言葉失った」「MCの雰囲気と歌の雰囲気とのギャップにやられました!圧巻!そして美しい!」など、“しょーたんのギャップ”に心を奪われたファンが多く見られた。
◆最新曲『EVOLVE』
2曲目に披露したのは、蒼井が主演を務める、アニメ『出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした』のオープニング主題歌となる『EVOLVE』。この楽曲は、ハイトーンで息付く間もなく畳み掛けるようなスピード感を感じさせるメロディーとスケール感のある骨太なバンドサウンドで、蒼井の歌唱力・表現力が発揮されたロックチューン。
広い音域でも安定した、圧巻の歌唱力で歌い上げ、ステージを上手から下手に走り抜けたり、メインステージで華麗なターンを見せるなど、観客を魅了した。
◆angela × 蒼井翔太
そして、蒼井がバトンタッチしたのは、ヴォーカルのatsuko、ギター&アレンジのKATSUから成る、2003年にデビューしたユニット・angela。
angelaが『乙女のルートはひとつじゃない!』『KINGS』の2曲で盛り上げると、「しょーたーん!」と呼び込み、再び蒼井がステージに登場。この2組は、劇場版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』の主題歌『晴れのちハレルヤ!』でコラボしている。間奏では笑顔で観客を見渡しながら花道を歩く姿が。さらに、2組のそろったダンスに合わせて、観客が左右にペンライト振るなど、きらびやかな景色が広がった。
『KING SUPER LIVE 2024』
『KING AMUSEMENT CREATIVE/SONIC BLADE』に所属するアーティストや声優、コンテンツを中心に、アニソンの歴史を牽引(けんいん)しているキングレコードならではの豪華アーティストたちが集結し、圧巻のパフォーマンスで多くの観客を熱狂させてきた大型フェス。世代を超えて歌い継がれてきた往年の名曲から最新アニメのテーマソングまで、時代を築き上げてきた楽曲がこのとき限りのセットリストで豪華アーティストのコラボレーションも交えながら繰り広げられる。