アニメ『怪獣8号』戦力92%全解放…保科の本気の戦いにSNS「鳥肌立つ」「息をつくヒマがないクオリティー」

2024.6.11 19:15

アニメ『怪獣8号』の第9話『立川基地襲撃』が6月8日に放送された。人間に擬態し潜伏した「怪獣9号」の捜索が続く中、ミナ不在の立川基地に突如、怪獣の群れが襲来(しゅうらい)。群れることのない翼竜系怪獣たちを束ねる首魁(しゅかい)は、人語を解し知性を持った新たな“大怪獣”だった。その怪獣は戦いを楽しむかのように、その場で一番強い隊員・保科に狙いを定める。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆保科をしつように狙う本獣の狙いとは…?

深夜、カフカたちがいる立川基地やその演習場が、上空から攻めてきた数十匹の翼竜系怪獣たちの攻撃を受ける。ミナが不在のため、保科が代わりに陣頭指揮を取ることになった。

一方、怪獣の攻撃を屋上から目撃していたカフカは、違和感を覚える。翼竜系怪獣はプライドが高く普段は群れることがないのだ。保科はそんな彼らを束ねることができるリーダーシップや知能、目的を持った怪獣がいるとにらむ。

すると、保科の目の前に翼竜系怪獣たちをまとめていた“本獣”が現れる。本獣は人語を操っており「この基地で一番強いのはお前か」と尋ねる。保科が「隊長おらんし、まぁ僕やな」と話すと、本獣は保科におそいかかった。そして本獣は雄たけびをあげ、他の翼竜たちもそれと同調し、一気に攻撃を開始する。

カフカは持ち前の怪獣の知識から「核は背中側にあったはず」と隊員たちにアドバイスするが、怪獣たちはチームワークも高く、怪獣同士が連携してなかなか背後が取れない。そんな時、一人の隊員が「もう一つ手があるわよ」と言い、圧倒的なパワーで真正面から怪獣をうち倒した。「私が、圧倒的なパワーで、正面からブチ抜けばいいのよ!」と勝ち誇るその隊員は、新人の四ノ宮キコルだった。

実はミナや保科は新人離れした活躍を見せるキコルを高く評価していた。そのため基地No.3の戦闘力を持つキコルを特例として、隊長格にしか許されていない専用武器の携帯を許可したのだ。強力な武器の力を得たキコルは、レノと共に怪獣たちの連携を乱す遊軍として行動することに。

SNS上では「キコルかっこいい…!!」「新武器良すぎる」「キコル覚醒きたー」とキコルの新武器と強さに沸く声が上がっていた。

一方、本獣の攻撃に一人で立ち向かう保科。本獣はまるで戦いを楽しむかのように、保科に狙いを定め、しつこく攻撃を仕掛けてくる。保科は「明らかに怪獣のはんちゅうを超えた感情や」と分析。演習場に引き込んだ保科は「この演習場なら本気出しても隊員巻き込む心配ないやろ」と、戦力92%を全解放し、目の色を変える。

◆チームワークで怪獣に勝利…と思いきやまさかの展開に

屋上にいたことで出動が遅れたカフカは、怪獣8号の足だけの部分変身で、逃げ遅れた隊員の水無瀬を命からがら救出。後から現れたレノに「どうか無茶なことはしないで。正隊員になったんですから。隊員のみんなを信じましょう」と言われたカフカはその言葉にうなずき、水無瀬と共に怪我人の救出を任せられる。カフカはミナが不在の中でも、キコルやレノを筆頭にチームワークで怪獣を撃退する第3部隊の戦いに感激しながら、水無瀬と共にけが人の救出にあたる。

一方、戦力を全解放し、本獣と戦う保科は『保科流刀伐(とうばつ)術』の全てを活用し、素早い剣さばきで本獣を切り裂く。勝利を確信するオペレータールーム。しかし、「まだや!」と保科が叫ぶと、本獣は超高温の蒸気を吐くとむくむくと巨大化し、雄たけびをあげ第9話は終了した。

SNS上では「近距離戦は息をつくヒマがないクオリティー」「保科副隊長が本気を出せば出すほど迫力が増して面白くなる」「鳥肌立つよ保科副隊長…」「怪獣が進化するラストで引きも完璧」と、怪獣と保科の一進一退のバトルを楽しむ声が上がった。

『怪獣8号』の第10話は6月15日(土)、テレビ東京系列ほかにて放送予定。

画像提供:© 防衛隊第3部隊 ©松本直也/集英社

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