“村神様”こと村上宗隆選手　今後の野球人生語る「残り20年ちょっと、進化し続ける」

東京ヤクルトスワローズの若き主砲・村上宗隆選手がビジネスツールの新CM発表会に登場した。昨年、日本人シーズン最多となる56本のホームランを放ち、史上最年少22歳での三冠王に輝いた村上選手。未来を切りひらくその活躍が製品イメージにマッチし、“新時代の象徴”としてアンバサダーに選ばれたのだ。

“村神様”の愛称でも知られる村上選手だが、バッターボックスで見せるあの鋭い眼光とはまた違った緊張感を壇上で漂わせ、どこか落ち着かない様子。CMでは、自身初の演技を披露している村上選手。撮影を振り返って「どんな感じかワクワクしてたんですけど。慣れないことも多く、たくさん撮られて恥ずかしかったんですけど、周りの人のサポートのおかげでいい撮影ができたと思います」と、照れながら語り、CMの出来栄えに自ら100点を付けた。

昨シーズン、多くの偉業を成し遂げた村上選手。同世代が社会に出て困難を乗り越えるためのアドバイスを求められ、「人はどんなときも不安な気持ちになるし、結果が出ないと“辞めたいな”とか“辛いな”というときがあると思うんですけど、最終的には大きな目標に向かって何をすればいいか見失わずにやれば、キツいことでも一生懸命できるんじゃないかなと思います」と答えた。

そして、今年挑戦したいことを聞かれると、「日本一奪還に挑戦したいと思いますし、リーグ3連覇は東京ヤクルトスワローズがしたことないので、それも挑戦したいと思います。自分自身は昨シーズンすごく良い成績を残せたんですけど、まだまだできると信じているので挑戦していきたいです」と力強く語り、3月に始まるWBCで日本代表としての活躍も固く誓った。

さらに、CMの製品が“ビジネスツールの最終進化形”と銘打たれていることから、理想とする野球選手の“最終進化形”を問われ、「進化し続けることだと思います。どんなときも新しい自分を目指して進化し続けることが大事だと思います。いつか野球人生が終わるんですけど、そのときに“良い野球人生だったな”、“良いプレーヤーになれたな”と思えるように、残りの20年ちょっとですけど、必死に進化し続けることが大事だなと思います」と、“最終進化形”ではなく、絶えず進化することを明言。村上のひた向きな性格が伝わってくる言葉だった。“神様”があと20年進化し続けると、いったいどうなってしまうのだろうか…。

ビジネスツール最終進化形 Lark TVCM 「かっ飛ばせ、あたらしい時代へ」篇は関東エリアで放映中。