吉川晃司 “吉川晃司伝説”の真相を続々告白 ライブ名物“シンバルキック”は “旋風脚”で有名なレジェンドスターをマネたものだった?

2024.6.3 11:35

アーティストの吉川晃司が2日放送の『行列のできる相談所』にサプライズ出演。“吉川晃司伝説”の真相を明かした。

この日『私の神様に会いたい』と題した企画で、加藤浩次の“会いたい神様”として名前があがった吉川がサプライズで登場すると、まさかの展開に一同大興奮。そこで、今年でデビュー40周年を迎えた吉川の“吉川晃司伝説”がVTRにまとめられ紹介された。

高校アマチュアバンド時代に800人収容のホールを超満員にし、歌手デビューしてからはヒット曲を連発。歌番組でのド派手なパフォーマンスが有名で、片手でバック転しステージ下に降りるなど、脅威の身体能力でお茶の間をくぎ付けに。そしてライブでは、高さ約2m20cmのシンバルを蹴る“シンバルキック”が名物で、足を骨折していてもファンのために披露していた。

さらに、1985年の大阪城ホールでのライブでは、興奮がマックスに達した吉川が、高さ約20mの照明のトランスによじ登り、ファンにアピール。しかしあまりの高さに怖くなり、自分では下りられなくなってしまったこともあったという。

“吉川晃司伝説”の真相を明かした吉川晃司(右)

数々の“吉川晃司伝説”に驚きの声が上がる中、井桁弘恵が「“シンバルキック”ってどういう流れでスタートした?」と、質問すると「ホントだよねぇ」と答え、スタジオの笑いを誘った。吉川は「当時はね、片手でバック転とかしてて、何百回もやるわけじゃないですか。そしたら肩が外れ始めたわけ」と、回顧。

そして、“肩がこれ以上外れると面倒くさい”と考えた吉川は、洋楽アーティスト『プリンス』のパーカッショニスト、シーラ・Eがシンバルを蹴るのを見て「“かっこいいな”と思って、“じゃあ俺だったらもっと違うことやらなきゃな”と思って、ブルース・リーがやってた“旋風脚”ってので蹴ってみようと思ったら当たったんで、“おぉ、これだ”と思って」と、新たなパフォーマンスに採用したことを明かした。

その流れで吉川が「本当は楽器を蹴っちゃいけないんで、本当に申しわけございません」と、頭を下げると、加藤が「謝るの遅すぎますよ、それだったら」と、バラエティー的ツッコミを入れ、一同大笑い。

さらに加藤が「20mで下りられなかったんですか?」と、ライブでトランスによじ登った伝説に触れると「揺れだして、マジで“もう下りるな”って言われて」と、当時を振り返った吉川。それを受けて加藤が「それはなんで上がっちゃったんですか?」と、質問を重ねると「だから、興奮すると、なんかなっちゃうわけよ」と、返した吉川のまさかの一面にスタジオは大盛り上がり。

最後に、ギタリストの布袋寅泰と共に結成した『COMPLEX』の復活ライブ(能登半島地震復興支援)が今年5月に行われ、超満員となったことに触れたMCの後藤輝基が「それこそさっきの“シンバルキック”みたいな、“ちょっとだんだんケガも危ないな”とか、“年齢的に”とかで、“あの高さをちょっと下げようかな?”とか」と尋ねると、吉川は「下げたらやめた方がいいと思うんで」と、きっぱり。

続けて「別に当てるのが目的なわけじゃないじゃない」と、打ち明けた吉川に、東野幸治が「でも当たって音がするから“ワー”ってなりますけど、当たらなかった音しないから」と、指摘。すると吉川が「本当に当たるまでやるんだよ。8回くらいやったことあるもんね」と、振り返ったところで、東野が「じゃあ当てるの目的じゃないですか」と、鋭くツッコミを入れると、納得した吉川は「そうだね」と答え、大笑いで締めくくった。

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写真提供:(C)日テレ

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