警戒心強めの保護犬を外に出してやりたい!赤井英和の大胆な作戦がまさかの大成功で「そんないきなり!?」とスタジオも驚き

2024.5.27 11:25

5月25日放送の『嗚呼!!みんなの動物園』では、元プロボクサー・赤井英和が2度目となる『保護犬預かりボランティア』に挑戦。保護犬の『ひつじ』をケージの外へ出してやろうと奮闘した。

沖縄の森で保護されたひつじ。警戒心が強く、なかなかケージから出てこようとしない。食事の時も身体を半分ケージの中に残したまま。この状況を打破しようと、赤井はおやつを使ったおびき寄せ作戦を決行。ケージの外から「おやつだよ」「おやつおやつ」とおやつをチラつかせてみるが、警戒心強めのひつじは全く見向きもしない。

一旦諦めた赤井はおやつを置いて退出。すると今度は妻の佳子さんが挑戦。おやつを手に取って食べさせようとすると、ひつじはスッとケージから頭を出し、佳子さんの手の上からおやつを食べ始めた。ひつじが手からおやつを食べたのは初めてのこと。優しい表情の佳子さんに心を開いたのか、差し出した指をペロペロなめるなど、警戒心が解けている様子が見て取れた。その後、赤井は再度挑戦するもおやつは食べてはもらえず。

翌日、赤井は犬が思わず噛(か)みたくなるようなおもちゃを購入。これをケージの外に置き、ひつじを外に出そうと思いついた。ケージから見える位置におもちゃを置き、おもちゃの辺りまで出て来ないと見えない位置にごはんを置いてみたところ、赤井の思惑通りおもちゃに釣られたひつじはケージの外へ。預かり4日目にして初めて全身ケージの外へ出られ、そしてごはんをきれいに完食した。

翌朝、きれいにごはんが食べられたのを確認した赤井は、「塀の外で食べてほしいんです」と、今度はサークルの外まで出てきてもらおうと作戦を考えた。おやつをケージの前からサークルの外に向かって点々と置いていき、その先にごはんを設置してみたのだ。しかし、この「おやつを食べてたら知らない間に外に出てた作戦」は、ごはんの位置を微妙にずらしてみるなど試行錯誤してみたものの、残念ながら失敗に終わった。

しかし赤井は諦めない。「ひつじに外の世界に慣れてもらうためにね、ケージの屋根を取りたいんやけど…」と佳子さんに提案。佳子さんの了承を得て、ケージから屋根を取り外す作業に取りかかった。ドッグトレーナーの遠藤さんによると「少し強引に見えるんですけど、“外の世界も安全なんだ!”と背中を押してあげることも必要です」とのこと。赤井の提案は理にかなっていたのだ。

ケージの屋根が取り外された途端、ひつじはケージの外へ。何度かケージの中と外を行ったり来たりするうち、サークルの中にいた佳子さんがサークルを開けると、それまで全く外に出ようとしなかったひつじがなんともあっさりとサークルの外へ!まるで何かの封印が解かれたようにサークルの外を歩き回るひつじの姿に赤井も「屋根取るだけでこんなに出てこれるんやなぁ~」と感心。

サークルの外へと出てきてくれたひつじにご褒美を、ということで、赤井がひそかに用意していた、蒸した鶏ささみをあげることに。すると、昨日までは赤井の手からは何も食べなかったひつじが、赤井の持つ鶏ささみをおいしそうにパクリ。このあまりの急展開にはスタジオのゲストたちも口々に「うそー!」「そんないきなり!?」と驚きを隠せなかった。

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写真提供:(C)日テレ

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